2024年9月15日日曜日

Vango F10 Heliun UL 2 2024年版

Vango F10 Heliun UL 2 2024年版 を購入。一人の時、EnanかAktoを使っていたが、Enanは狭く、強風の時にテントの布にパタパタと顔を殴られ、眠れなかった。それで広いテントが欲しくなった。Helium UL 2 は1.1kgとEnanなみの重さ、価格はUltralightOutdoorGearで4万円。かなり割安。



設置用guylineをすべて交換。二倍ほどの長さにして、ペグ位置に柔軟性を持たせた。インナーガイラインが効いて、ポールが細いのに揺れない。





Vangoのinner guylineの変更。ポールに沿って張れば、少し強度は落ちるが、出入りに邪魔にならない。手元で、張力の調整ができるようにした。テントを内側から補強する方法として、昔、Sierra Designsのテントに採用されていた。強風でもポールの揺れが減る。







メインの入り口、反対側にも入り口がある。




両端のポールをセットしたまま、ぐるぐると巻くとEnanの袋に入る。実測1150g



修正点は
1. 補強のインナーガイラインの通し方を変更。インナーテントに干渉しないようにした。これでも十分機能する。
2. 設置用のガイラインをすべて変更。長さを二倍以上にして、ペグ位置に岩があっても避けられるようにした。両端のガイラインでは長さ調整のプラスチックの自在を二つ入れて、調整幅を大きくできるようにした。
3. 両端のポールはセットしたまま、インナーとアウターは接続したまま使う。それで設置の時はメインのポールを差し込んで、ペグダウンでお仕舞。数分で設置できるし、雨の時でもインナーは濡れない。
4. 収納の時はメインのポールを抜いてたたみ、両端のポールを軸にぐるぐると巻いて袋に入れてお仕舞。間に合わせにEnanの袋に入れて1150g
5. テントは二人用だが、もちろん一人で使うため。入り口が二つあるので、風通しが良い。インナーガイラインも効いて、テントをゆすぶってもあまり揺れない。

メーカーのページ:  https://www.vango.co.uk/f10-helium-ul-2...

2024年9月7日土曜日

ハイキングの安全学 第6版


「ハイキングの安全学 第6版」

この本は「ハイキング・ハンドブック」新曜社(2013年)の改訂版へのつなぎとして書いたが、「ハイキングの科学」(第3版、2024年、アマゾン自己出版)で、その役割を終えた。ただ、何故か、この本の需要は多いので、「ハイキングの科学」の簡易版として、しばらく維持することにした。

内容に、日本人の基礎代謝の推定を挿入、水分摂取量の推定式などを追加。独立型GPSとしてはトレッキング用時計でよいと記述を修正。ソーラー・パネルは成功した物に記述を差し替え。JMTパンのレシピは新しい物にした。高山病はWilderness Medical Society 2024年に準拠して記述を入れ替えた。

Kindleの無料キャンペーンは、

金曜日, 9月 6日, 2024, 12:00 午前 PDT(太平洋時間なので午後5時ごろから) 火曜日, 9月 10, 2024, 11:59 午後 PDT




Paperbackは税込みで1250円。少しページを削ったので、価格を安くできた。