2021.11.15
台湾のGarminサイトにnuvi200_TWN_v410.exeがある。これをダウンロードしてzipファイルに名前を変更して自己解凍する。そのExtData中に006-D1053-64.binというファイルがあるので、これを006-D0952-06.binというファイルに名前を変える。また、Textフォルダにjapan.gttがある。これがメニューである。
これらをGarmin GPSMap66iの所定のフォルダにコピーする。これで一応の日本語化は行われる。ただ、inReachの発信メッセージはうまく日本語化されない。また、メニューの一部も英語のままである。
GPSMap66iをパソコンに繋ぐと、この二つのファイルが書き換えられてしまうので、繋いだ後は確認してコピーし直す必要がある。
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Garmin GPSMAP 66iの英語版が安いので購入した。ところが日本版66iを見ると、本体でも日本語メッセージが可能になっていた。高いだけのことはある。ただ、日本語フォントを入れさえすれば、日本語表示が可能になるはずと少し調べた。主な手順はヤマレコの「ガーミンgpsmap66sを個人輸入して日本語化する」に準拠している。英語メニューのままでも日本語表示は可能である。
nuvi200_TWN_v410.exeは自己解凍式の圧縮ファイルで、展開してC:\my_documents\Garminのフォルダにいれる。フォルダを下にたどると、ExtDataに4つのファイルがある。
欅平-白馬-栂池高原と縦走して、性能にビックリしたので、報告。
1.GPS性能は正確で爆速。GPSMAP 64は森の中でもローケーションはしたが、位置は適当だった。数十秒の間に位置を修正していくというアルゴリズムだった。ところが66iは電源on10秒程度で正確な位置を表示する。その後、自動修正してもごくわずか。なんと自宅の中でもGPS衛星を捕捉する。
3.内蔵バッテリーを長持ちさせるにはスクリーンのバッテリーセーブをonにして、バックライトoffで使うのが一番良いようだ。反射式液晶なので、視認性は問題ない。なお、本体で日本語表示可能にしておくと、スマートフォンの電源を入れる必要がなく、こちらのバッテリーが長持ちする。
4.今日、体験したが、ソフトウェアのアップデートは無線Lan環境で自動的に行われる。自宅の無線Lan環境で最新のソフトウェアにアップデートした。日本語ファイルが壊れるかと思ったが、維持されていた。筆者の場合、Garmin Expressは特に必要がないのでuninstallした。
日本語化ファイル
これはOpenstreetmapのWikiにあり、Japanese Characters の「One way to update the fonts on your GPS device is to download this Nüvi 200 update from Garmin」から、nuvi200_TWN_v410.exeをダウンロードする。
GPSMAP66i日本語化ファイル
「006-D1053-64bin」をどこかにコピーし、「006-D0952-05.bin」と「006-D0952-06.bin」という二つのファイルを作る。同じ物だが、名前が違うだけである。何度も利用するので、保存する必要がある。それでGPSMAP66i日本語化ファイルというフォルダを作り、そこに収納する。デスクトップにショートカットを作っておくと便利である。
GPSMAP66iのファイルのバックアップ
ファイルを置き換えるので、GPSMAP66iの内部のすべてのファイルをコンピュータのどこかのフォルダに丸ごとバックアップする。筆者の場合、C:\Garmin\Garmin_66i_master_file_9_01_2020である。分かりやすい好きな名前にする。
地図表示の例
ヨセミテ渓谷の地形図。これはfreeの地形図でアメリカ全土がダウンロードされる。拡大すると、キャンプ場などの設備が現れる。トレイルも記入されているので、これを入手すれば、アメリカの地形図は不要となる。
この地図はGarmin 日本登山地形図TOPO10Plus V3である。日本語化しなくても、英語版でこのように表示される。日本語フォントがグラフィックの形で初めから入っているためである。昭文社関連のデータは表示されない。
Garmin Express
Garmin Expressはかなり頑健なソフトウェアで、自動的に元のファイルを復元して、日本語表示がダメになってしまう。GPSMAP 66iを接続しても自動的にファイルを書き換えられないようにするには、GPSMAP 66iを削除しておくほかない。ソフトウェアのバージョンアップはLan環境でも行われるので、このソフトは特に必要ではない。
GPS性能と衛星通信能力
欅平-白馬-栂池高原と縦走して、性能にビックリしたので、報告。
1.GPS性能は正確で爆速。GPSMAP 64は森の中でもローケーションはしたが、位置は適当だった。数十秒の間に位置を修正していくというアルゴリズムだった。ところが66iは電源on10秒程度で正確な位置を表示する。その後、自動修正してもごくわずか。なんと自宅の中でもGPS衛星を捕捉する。
2.衛星通信能力は、送信・受信とも抜群に速い。森の中、急勾配の斜面でも少し送信は遅れるが問題なかった。旧機種のinReach Explorer とGarmin inReach Miniは互角程度の性能で、条件が悪いと送信できなかったことがあるが、66iはそんなことはない。Garminが送受信ユニットを本格的に改良したようだ。
3.内蔵バッテリーを長持ちさせるにはスクリーンのバッテリーセーブをonにして、バックライトoffで使うのが一番良いようだ。反射式液晶なので、視認性は問題ない。なお、本体で日本語表示可能にしておくと、スマートフォンの電源を入れる必要がなく、こちらのバッテリーが長持ちする。
4.今日、体験したが、ソフトウェアのアップデートは無線Lan環境で自動的に行われる。自宅の無線Lan環境で最新のソフトウェアにアップデートした。日本語ファイルが壊れるかと思ったが、維持されていた。筆者の場合、Garmin Expressは特に必要がないのでuninstallした。
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