2023年9月19日火曜日

欅平から親不知へ from Keyaki-daira to Oyashirazu

清水尾根と栂海新道は長くて道が険しいので、お勧めしませんよ。


清水(しょうず)尾根

  • 下り三回、登り二回体験した。登りはきついので、避難小屋で一泊すべき。天候が悪いのに頑張って白馬岳頂上を目指し、集団遭難した事例がある。
  • 登り口から不帰岳避難小屋まで、昭文社の地図にはコースタイムは登り5時間、下り4時間とあるが、2時間か3時間加えておく。
  • 道は登り口から避難小屋までガレて、ひどく悪い。アップダウンも多い。避難小屋から上は良くなる。
  • 水は百貫山近くにあるが、登山道が狭くてテントは張れない。テントが張れる場所は、祖母谷温泉、登山道入り口、避難小屋付近、清水岳頂上近くか頂上に限られる。頂上近くには池があり、植生のない場所がある。頂上には植生がなく、池塘の水がある。

栂海(とがみ)新道

  • 下り二回体験した。長くて厳しい。痩せ尾根、ロープ、階段が多く、低くなると灼熱地獄となる。
  • サワガ二山から犬ケ岳までは痩せ尾根。随所にロープが続く。注意しないと滑落する。犬ケ岳から白鳥山までは歩きやすい。坂田峠手前数キロは急こう配の下りで、ロープと梯子の連続。坂田峠から親不知までは登ったり、下りたりと最後の体力を奪われる。また、灼熱地獄となり、熱中症になる人もいる。
  • きれいな水のでる水場は限られる。北保ノ水場は近いが、ここで一日分の水は汲まない方がよい。犬ケ岳とサワガ二山の間は痩せ尾根で多くの水を担ぐのは危険。栂海山荘に泊まる場合は、雨水の利用システムがあるので、それを利用すること。そのほかに雨水をためたものもあり、浄水器で濾せば利用可能。白鳥山以降はシキ割の水場や水たまりの水を使うこと。
  • テント泊可能な場所は黒岩山山頂近くの登山道、文子の池近く、栂海山荘、白鳥小屋程度。
  • 親不知に向かうとして、水の必要量は黒岩山から犬ケ岳まで1L。不足の場合は北保ノ水場で補う。栂海山荘から白鳥山までは1L程度、ただし、白鳥山から下りていくと灼熱地獄が始まるので、親不知まで2-3L必要。水はシキ割あたりで補うこと。
  • 白鳥山以降は夏ならばショートパンツとTシャツが望ましい。長袖、長パンという模範的な山用の服装は、熱中症を引き超すだけである。私はショーツに綿のTシャツの組み合わせだったが、それでも汗でびしょ濡れになった。

記録

3年前、半月板損傷の後、欅平から白馬に行き、膝が痛くて歩けなくなった。天気は安定しているし、時差ぼけも治ったので、なんとなく歩いてみようと思った。白馬大雪渓は雪解けのため通行止め、朝日小屋はなぜか営業終了。人が少なくて良いと思った。

最近でも栂海新道から親不知にいくコースは人気があるようだ。筆者は2006年に白馬大雪渓から歩いている。コースは脚の調子しだいで変更することにした。すでに蓮華温泉のバスは土日程度しか走らない。降りる場所は栂池高原から白馬大池駅か、黒岩山から下りて小滝駅か(路線バスはなく、鉄道しかない)、栂海新道から親不知へ降りてタクシーで親不知駅か、この3つしかない。初日から清水尾根には取り付けないので、登り口でキャンプとして、5泊6日分の食料(6.3kg)を持つことにした。total packweightは24kg (水を除く)となった。


9/10 (日)

昼頃に欅平に着けばよいので、ゆっくりと出発、宇奈月でトロッコ電車に乗り継ぐ。電車は観光案内のアナウンスがうるさくて耳が悪くなる。boseの消音イヤホンを使う。耳栓必須だろう。


欅平11:00過ぎ、大勢の観光客が下りた。食堂はあったが、うどんが1100円。宇奈月駅で美味しそうな弁当をたくさん売っていた。買わなかったのは失敗。バナナブレッドを日陰で食べてから出発した。

祖母谷(ばばたに)温泉(キャンプ場あり)近くで水を6Lもって歩いた。30kgなので、ちょっとつらいが、一時間ほどで登山口に着いた。すると工事関係者の宣伝を兼ねた休憩所ができていた。登山者は自由に使ってよいとあったので、テントを張った。どうせ他に登山者はいない。



夕食は凍らせて持ってきたステーキ(タオルで包んだ)、家のお惣菜、納豆ご飯とした。のんびりしていると変な声が聞こえる。サルの警戒音だったらしい。こちらがなにもしないと、どんどんと姿を現してきた。4~5匹ずつ、葉を食べながら下山していく。子ザルもいた。どうも寝場所は低い所にあるようだ。こちらが何もしない人間なので、サルも警戒心を解いて、のんびりと食べながら帰っていった。みんなマルマルと太っていた。一匹だけポートレートを写させていただいた。



食事の後、道の先のゲートを見ると鍵がかかっていない。奥に行くと川に降りられた。水を担ぎ上げる必要はなかったようだ。顔を洗っただけだった。

9/11(月)

4時過ぎに起きて、いつもの朝食。6時出発。ガレから右手に急こう配で登る。勾配自体はたいしたことないが、登りが長い。道も悪い。



11時過ぎ、百貫山の近くの登り。水はあるけど、平な場所がなく、テントが張れない。最低限、避難小屋まで行く必要がある。



白馬方面が見えるようになった。一人、ヘルメットを被った下山者と会う。彼は雨が降る、白馬にはテント一つもない、天狗山荘から来たという。たいして天気は悪くない。人がいないので、怖かったのかもしれない。ものすごい勢いで駆け下りていった。


避難小屋手前2kmほどに4m程度の垂直に近い崖がある。バックパックが重くて、登りきる自信がなかった。そこで右に回り込んで木の枝を掴みながら這い上がった。





2:50不帰岳避難小屋。この時点でふらふら。先に進むのは止めた。水を汲みに行き、その場で1Lほど飲んだ。夕方、雨の予報。夕食は、お惣菜とソーセージ、納豆ご飯。夜は少し雨が降っただけ。他のメニューの写真は省略。清水岳まで行けなかったので、困った。明日は白馬岳頂上小屋でキャンプ。すると、親不知は無理で、小滝方面への下山になる。脚がダメなら栂池高原からか。



9/12(火)

朝焼けはあったが、雲はあまりない。この険しい道を引き返すよりは進んだ方が楽。いつもの朝食の後、6:00頃出発。しばらくすると、傾斜が緩やかになり、池塘が現れる。花はお仕舞だが、雰囲気は良い。清水岳も遠くに見えてくる。





9:40 清水岳到着。頂上は平で植生がない。池塘もあるので、いざとなればテント泊が可能である。ただ、欅平と清水岳の標高差は2,000m、初日に重いバックパックでここまで来るのは難しい。10:00 池塘の傍でランチとした。



清水岳からは意外に快調に歩いていた。11:00、千恵子からinReachメールを受け取った。それによると、白馬の村営キャンプ料金は2000+1000(テント1張り)、予約してないと+2000円と、恐怖の価格になっていた。三年前は予約なしで1000円で利用できたと思う。水とトイレだけに5000円も払えない。そこで、白馬岳を通り越して、雪倉岳避難小屋をめざすことにした。




2:10 白馬岳山頂。三年前は半月板損傷から三ヵ月ほどで、痛みがでて、村営頂上小屋は夕方の5時か6時だった。頂上近くで三人ばかり人とあった。女性の一人はキャンプ装備で、村営頂上小屋に予約を入れてあるという。値段が高いことをいうと、それでも山小屋泊まりするよりも、毎日、一万円、安くつくという。またまたびっくりした。いつの間にか、お金のかかる山になっていた。彼女は電話で、唐松山荘にテント泊の予約を入れようとしたが、天候次第では歩けないので、結局、予約はしなかった。当日、朝の10時までに予約を入れればよいそうだ。

なぜ、テント泊に予約が必要なのか、彼女も私も理解できなかった。バックパックが重くなるので、どこまで歩けるかは、その日にならないと分からない。彼女もテント泊の人間のことを分かっていないと、憤っていた。山小屋も地面をお客が来るたびに整地しなおすわけでもなく、水とトイレを使わせるだけだろう。今は白馬大雪渓は通行止めで、歩く人はほとんどいない。キャンプサイトはがら空きである。お金目当ての山小屋関係者ばかりの山になってしまった。

のんびりして遅くなった。三国境までは、それなりの急こう配。ガスが出て、地形が見にくい。歩く人は誰もいない。朝日小屋が営業終了しているためである。植生のないガレ場が続き、池塘があった。午後3時過ぎで、この辺りでテントを張り、ビバークすべきだったが、避難小屋まで行きたくて、判断ミスを行った。想定より歩く速度が遅い。5時で鉢ケ岳の裾野にいた。今年の雪解けは早く、避難小屋に水がない可能性があるので、川の上流に降りて、6L担ぎ上げた。歩きはじめると激しい夕立になった。結局、午後6時、疲れ果てて雪倉岳避難小屋に着いた。もちろん、他に人はいない。避難小屋には非常用に水のボトルがたくさん備蓄されていた。小屋の横の谷を降りても水がありそうである。日本の山は夕立が激しいので、やはり3時程度には寝場所を探しておくべきだった。





幸い、アルファ米と自作ヒートパックをベースに食事を組み立てているので、素早く夕食ができた。濡れた服を干して、食事を済ますと落ち着いた。

小屋のノートを見てみると、三日前に宿泊者がいた。彼は栂海山荘からここまで16時間かかったという。避難小屋があって助かったと書いていた。早朝に栂海山荘を出発したとしてもも、朝日岳あたりで暗くなり、危ないガレ場をここまで必死に歩いたらしい。安全のためには、どこかでビバークすべきだろう。

9/13(水)


4時過ぎに起きて、いつもの朝食、6時出発。朝で空気は澄んでいる。振り返ると、昨日見えなかった白馬岳や鉢ケ岳がくっきりと見える。雪倉岳を少し登ると、ライチョウがいる。ほとんど逃げない。






7:08 雪倉岳山頂、富山平野が見えるので、携帯電話が使える。朝日岳や朝日小屋が見える。以前は雪倉岳避難小屋から黒岩山まで歩いて頂上でキャンプした。そこで、今日は黒岩山を目指すことにした。




ところが、雪倉岳北部のガレ場が長くて急こう配で、なかなか手ごわい。一時間ほどかかってしまった。赤男山からは道はなだらかになる。朝日岳への分岐が11時、体があまり動かなくて、頂上は12:40になってしまった。ガスも出てきた。天気は下り坂のようだ。



黒岩山まではとても行けそうにない。13:30 吹上のコル。水を取りに行けばテントは張れそうだったが、もう少し先に進むことにした。長栂山のどこかと狙いを定めた。午後2:00 小さな湖、立ち入り禁止とキャンプ禁止の看板がある。水を確保する必要があるので、少し立ち入って6L確保。しかし、寝る場所がない。2時半、登山道が広がっている場所があったので、そこにテント設営。早々と歩くのを諦めた。明日は黒岩山から小滝へ下りることにした。

3時ごろから猛烈な夕立。一時間ほど続いた。早めにテントを張って今回は成功。万が一、誰か歩く人がいてもテントを避けるスペースはあった。ただ、白馬岳で人と会ってから、親不知に降りるまで、二日半、誰とも会わなかった。

5時前からゆっくりと食事。食事の写真でも。





9/14(木)

4時ごろ起きて、いつもの朝食、6時出発。長栂山はほとんど木がなく、富山平野がよく見えた。完全に忘れていた。寝場所はほかにもあったが、寝た場所はダメージに強い場所で、悪い選択ではなかった。降りていくとあやめ平、黒岩平と続く。その中間地点の登山道で、ごみとテントのペグを発見。テントを張るスペースはあるが、粘土質の湿地帯で、あまり良い場所ではない。ごみやペグを忘れるとは、暗いうちに出発したにしても、相当に疲労していたと思う。栂海山荘か、さらに遠い場所から登ってきたのだろう。小さい足跡もあった。言っては悪いが、ワイルド・キャンプの素人である。証拠隠滅してから立ち去るの(Leave No Trace)がルールである








遠いが、犬ケ岳と栂海山荘が見える。黒岩山から小滝に降りるよりもコースタイムは短い。食料はもう一日分ある。親不知に向かっても問題ないと思った。

10:15 黒岩山、inReachで親不知に向かうと千恵子に連絡。さらに、この後、携帯が通じる場所でも連絡しておいた。千恵子からはさわがに山岳会の水場情報などがinReachメールで続々と入ってきた。




サワガ二山からは痩せ尾根になる。ロープも増えて急こう配を降りることが多くなった。




新しくカットした道は道とは言えない状態だった。尾根の道が落ちたので、木を切って通れるようにしただけ。足元はあちこち崩れていて、木の枝を掴んで移動するほかない。



北保の水場分岐1:40、水を6L確保したが、これは間違いだった。2時すぎ出発。この先も危ない痩せ尾根が続いた。一時間以上、必死になって歩き、栂海山荘、3:30到着。




山荘の裏には雨水をためて生活水にするシステムがある。また、正面には雨水をためる桶あり。浄水器があれば、この水でも飲用可。再び、無駄な水運びをやってしまい、後悔した。




小屋が臭かったので、テントを張った。食事の後、激しい夕立で、平な地面に水たまりができる状態だった。携帯電話はギリギリ使えた。千恵子からも連絡があり、夜中過ぎにも大雨の予報だった。もう一度、激しい雨に降られるのはごめんだし、夜遅く小屋に引っ越した。

9/15(金)

夜、疲れたのか、高度が下がって気圧が高くなったのか、あまり眠れなかった。朝、3時から4時は激しい土砂ぶりだった。雨雲の予想を見ると、6時くらいには遠ざかる。小屋には食料の備蓄はなく、あるのはガスやガソリンばかりだった。つまり大雨が一日降り続いても籠城は不可能。

6時出発。雨具は上下着たが、小雨なのでパンツを脱ぎ、しばらくすると上着も脱いだ。綿のTシャツはぐしょぬれだが、寒くはない。樹林帯の道で、険しい場所はない。







11時白鳥小屋でランチとした。パンとコーヒーを飲むだけ。幸い、白鳥小屋に水のストックがあったので1Lだけ頂いた。少し涼しいので、これで十分と思ったが、大きな間違いだった。2L持つか。シキ割の水場で1Lを補充しないといけない。

坂田峠手前2kmくらいから急激に下る。ロープと梯子が連続する難所である。ただし、きちんとした梯子ばかりなので、危険はない。坂田峠2時半。親不知まで簡単に行けると考えたが、そう簡単ではなかった。道はよいが登りと下りの連続になり、簡単には親不知に抜けられない。帰りのタクシーの運ちゃんの話では熊が出るし、坂田峠に引き返して電話をする人も多いらしい。

尻高山前後で手持ちの水が切れてしまった。一応、乾きには強いし、明るいうちには親不知に行けると考えて先を急いだ。なかなか道は遠く、6時ごろ、下山になると推定。タクシー会社に連絡するが話し中が続き、千恵子に連絡してタクシーの配車を頼んだ。暗くなる直前6時に親不知観光ホテルに出た。




タクシーは5分後に到着。泊まで走ってもらった。すぐに「あいの風富山鉄道」に接続、自宅は8時到着。この移動速度にはびっくりした。親不知駅は「えちごトキめき鉄道」の管轄で、富山方面に行くのは接続の関係で時間がかかるためである。泊までタクシーを飛ばさなかったら1-2時間は帰るのが遅くなったと思う。


すべての写真はここ。









2023年9月3日日曜日

JMT SOBO Reds Cones to North Lake





7/31成田から。東京駅で切符がなくなるトラブル。自動改札機が吸い込んだまま。乗車券を探すが見つからない。後で考えると、新幹線の改札口で乗車券が誤って回収され、出口で特急券が回収されたと考えると辻褄がつく。ともかく、途中下車の場合は自動改札口をとおらないこと。切符は一枚ずつ通すこと。その後、切符を確認することが大事。JRに不信感を持った。こののち、鹿バーガーを食べて成田。こののちはスムース。
 
7/31同じ日、Hilton Garden Inn LAX / El Segundoに一泊。良いホテルの印象だったが、連泊すると印象は変わる。シャトルを呼ぶが営業時間外。uberがいたので20ドルで行ってもらう。Bread & Butterは午後3時まで、出来合いのチキンを買い、サラダと果物

8/1 BishopへSFO経由で、着くとバスがない。電話で呼べるが、なにを言っているか分からない。聞くと電話をかけてから22と入力すると人間のオペレーターが出る。そばにいた人にかけてもらった。10ドルでVagabondへ直行。Vagabondは適当なinn。まずまずか。朝食はあるだけ。ベーグルが美味しいくらい。マウンテンランプラーでバーガーを食べるが塩辛くて参った。生ぬるい水しかなかった。レベルが落ちたようだ。もう入らない。VONSカードは廃止、しかし、アメリカの電話番号を入れると割引が効く。すぐに元が取れた。

8/2 ガスカートリッジと、ベルトの破れのパッチを購入。ソーセージとサマーソーセージ、エナジーバーなどVONSで買う。夕食はローストビーフを購入、自作サンドイッチ。サラダ、ミルク。 8/3 朝のバスでMammothへ、乗り継ぎは順調で、9時過ぎにHorseshoe Lakeに着く。トレイルは丘に向かい、1時間ほどでMcLeod Lake。すぐにPassになり、二つ目の小川で休憩。下っていくトレイルが地図と食い違うが、ただしくJMTに合流。メドウは蚊だらけ。睡眠不足で歩けず、Deer Creek手前の平らな場所にテント設営。夕食はソーセージ。


















8/4 7時過ぎ出発、Deer Creekの丸太橋は折れていたが、二本在り、問題なく渡れた。メドウは花だらけ、蚊だらけ。ランチは2回に分けて食べた。Duck Lakeの川も丸太が二本、問題なく渡れた。テント場はアメリカ人が取ったので、上のDuck Pass Trailとのjunction付近にした。水がすぐそばにあり、便利。夕食はみりん干し。




8/5 7時過ぎに起きて、Purple Lakeへ。人がいなくてびっくり。キャンプサイトは奥が使える。Lake Virginia 昼頃、少し増水で、岩が水没。靴を濡らす。超えてからランチ、靴を乾かす。タリー・ホールへの下りが長い。時間もかかった。どこでキャンプするか、迷ったが、川沿いのトレイルでスビートアップ。1時間半ほどでFish Creek Trailとのjunction. 少しJunctionを過ぎた場所にテント設営。近くの水場に行くと驚いた。倒木が数本。ここだけだったが。夕食はサマーソーセージ、ソフトサラミのようで、評判はいまいち。










8/6 7時過ぎに出発。唯一の渡渉はやはり少し増水、千恵子は靴を濡らす。蚊だらけの場所を抜けてSquaw Lakeへ。名前は変わっている。junctionでSilver Passを撮影。真っ白。Goodale Passへ向かう。道しるべで道を間違えて直登してしまう。一応、大きな雪渓の端に合流。トレイルにも合流したが、大きな雪渓が現れる。傾斜が緩いのでそのまま登った。最後だけアイスアックスでステップカットをした。やはりへとへと。下りは道がはっきりしているはずだが、落ちている印象で、急こう配を下る。スイッチバックをたくさんこなし、水を見つけてテント設営。Cold Creekの源流部。夕食はみりん干し。










8/7 7時ごろ出発、渡渉が心配だったが、2か所のみ。靴を濡らした方が安全なので、川の中をじゃぶじゃぶ。二つ目を超えたところでランチ。昼過ぎに着くかと思ったが、いつも予想は間違える。えんえんと歩き、3時過ぎ、VVR着。聞いてみるとトレーラーハウスが開いているというので、三日滞在することにした。右ひざの腱が少し腫れていた。Meggさんが疲れ気味、元気がない。VVRに石川さんがいて、よく本を読んでいた。そのほか谷橋くんの知り合いの若夫婦。新婚旅行という。帰りにFish Creek Trailをたどると聞いたので止めた。川に橋がないし、今年は増水で渡れない。







8/8-9 VVRではNorthfaceの素晴らしい手袋を2セット、エナジーバーたっぷりと拾った。フリーズドライは三つ。定価は10ドル程度、一つはお昼に食べてみた。VVRは二日目から夕食メニューがなくなり、がっくり。価格が20ドル程度に下がり、ステーキなど高級品がなくなった。全体的に質が低下。アメリカのハイカーの数も少ないし、経済的に苦しいのだろう。なお、キャンピングカーは初めてで、なかなか快適だった。 キャッスル大城さんとも会った。かれはグループのメンバー、他に二人。この二人はFresonoに行って終了。Jimのシャトルの都合で二日後になるという。
8/10 朝食をしっかり食べてFerryで。Bear Trailは久しぶり。なかなか捗らない。一番上流の水場でランチ。パスらしい所を超えればテントが張れるかと思ったが、勘違い。かなり下りないと張れない。例の場所に着いたのが7時近く。テントを張り、夕食はツナとメキシコのマメ料理。ちょっと足りなかったので、エナジーバーは二つばかり。





8/11 Bear Creek沿いに少し進むと、変なおじさん。キャンプをしてハイカーに食料を配っている。高級な缶詰もあったので、たぶん馬で運んでもらい、のんびりキャンプしながらトレイルエンジェリング。かなりのお金持ち。残念ながら食料満杯なので、何ももらえなかった。ベアクリークの渡渉点は太ももまで。一列縦隊方式でここはクリア。体重の軽い非力な人は厳しいだろう。この後は無理をせず、Rose Lake のjunctionのキャンプサイトへ。夕食はみりん干し。





8/12 7時ごろ出発、Marie Lakeは雪がなかったが、Selden Passは広い雪渓。最後の急傾斜面のみステップカットをした。少し降りてからランチ。前回とまったく同じ場所だった。無理をせずSenger Creekをわたった場所でテント。3時半ごろ。夕方には雷と雨。夜にはやんだが。








8/13 7時ごろ出発、下りのスイッチバックが長い。前回、キャンプした場所は、フローレンスレイクへのjunctionを過ぎてからだった。勘違いしていた。Piute Pass Trailとのjunction手前でランチ。junctionで水を補給。橋がちゃんとしていてびっくり。雪崩で壊れたのは上流の橋だった。降りてきたカップルは渡渉したらしい。MTRからガイド付きで壊れた橋見学の人達。Piute Pass Trail は登りがきつかった。いくつか、見覚えのあるキャンプサイトがあった。5時ごろ、ハイカーが3名休憩していたサイトがあり、ここがベスト。水は徒歩10分と遠かったが、良いサイト。夕食はみりん干し。




8/14 7時ごろ出発するが、なかなか樹林帯が終わらない。渡渉が一か所(川は複数)。流れが速く、時間を食った。花はきれいだが、蚊だらけでなかなか大変。昔、一人でキャンプした場所を確認。登っていくと、キャンプできそうな場所はあったが、もう一つなので、最後の渡渉を超えてからにした。案の定、深くて千恵子には無理。一列縦隊とする。突破してからサイトを探す。植生の少ない場所があった。近くには小川もあった。テント設営は5時過ぎか。夕食は再びみりん干し。焼いていると、ハローハローとアメリカ人がうるさい。人が少ないので心配になったのだろう。パスを教えるが、彼らは少し先でテントを張っていた。星空を撮影したが、ピンボケで失敗。なぜか、リモコンがいうことを効かない。タイマーで撮影した。inReachによると、天気は雨の連続












8/15 7時頃に出発、Passの東側から雨雲が近づく。天気予報は正しかったようで、時々、激しい雨に見舞われた。Passの雪渓は短く、最後だけステップカットした。Piute Lakeには狭いキャンプサイトが一つあった。時々、雨、昼過ぎに着くかと思ったが間違い。トレイルヘッドには3時ごろ。最後の渡渉がわりに厳しかった。渡っている時に雷と大雨。North Lake の道路に出て、「Bishop」と紙を表示して歩く。目立つらしく、時々車が止まり「Bishop」にはいかないが、がんばれよと声援してくれる。10分ほど歩いていると車が止まり乗せてくれたEmilyさん。彼らはNorth Lakeから入り、Golden Trout Lakeでキャンプしてきたようだ。Vagabond Innまで送ってくれた。夜はサラダとステーキ、キノコの煮物とした。




8/16-17 はBishop。Great Basin Bakeryでサンドイッチ2回、Aaron Schats Roadhouseでバーガーとサラダ。バーガーはここがベストのようで、お客さんもたくさんいた。Mammoth Mountain Gear Exchangeで財布やサンダル、千恵子はgrante gear とrabのシャツを購入。仕立てが良く上質。サンダルはかっちりしていて履きやすい。ナイロンベルトがきつめなので、ドライヤーで引き延ばした。






8/18 ESTA busでLancasterへ移動。駅の待合室に鍵がかかっていて入れない。切符はわりに簡単に買えた。慣れらしい。Union Stationからの移動をどうするか。思い切ってUberのアプリを入れて、使うことにした。待ち合わせは簡単。すぐにホテルに着いた。3時半ごろか。
8/19-20 Hiltonに滞在、きれいなホテルだが、どうもサービスが悪くて嫌になった。要求しない限り、ごみの収集もタオル交換もない。連泊すると、放置される。朝食が少し良いこと、クーラーの音が静かな点は良いが、TVは映らなかったので、配線を確認して映るようにした。コード老朽化で最後の日は映らなかった。Bread & Butterのburritoとかもう一つだし、ここに連泊の必要はなかった。次回は他のホテルにする。なお、ハリケーン・ヒラリーが日曜日に直撃、ハイシェラは洪水で、月曜日は395号線が通行止め。ESTA busが走らず。金曜日に移動しておかないと、とんでもないことになるところだった。


8/21は雨のち曇りとなり、シンガポール航空は出発が一時間遅れただけ。空港のGrillでのハンバーガーは高かったが美味しい。昨年と同じ味。成田に着き、東京まで、三井ガーデンホテルは清潔、朝食もよい。ホテルは日本がベスト。

2023年7月8日土曜日


「ハイキングの科学」(新曜社出版予定)の英語版。およそ完成した。英文の推敲、ハイパーリンクなどは不完全。いずれ手直しすればよいだろう。



for Kindle Edition
Free Campaign
Sunday, July 9, 2023, 12:00 AM PDT --- Thursday, July 13, 2023, 11:59 PM PDT
無料キャンペーン
日本時間では、日曜日17:00頃から無料ダウンロード。5日間のみ (夏時間の期間中は、開始時刻と終了時刻が 1 時間繰り上げられます)


I have been engaged in empirical studies (psychology) for a long time and have experienced how humans are slaves to experience. The only way we can break free from this state is with the help of scientists. Therefore, I have written this book after collecting and examining research papers from all fields related to hiking. The official Japanese edition will be published by Shinyosha, but the English edition will be self-published and offered at a reduced price. I believe that scientific knowledge should be shared with as many people as possible.


私は長い間、経験的研究(心理学)に携わり、人間がいかに経験の奴隷であるかを経験してきた。この状態から抜け出すには、科学者の力を借りるしかない。そこで、ハイキングに関連するあらゆる分野の研究論文を集め、検討した上で本書を執筆した。正式な日本語版は新曜社から出版される予定だが、英語版は自費出版で廉価で提供する。私は、科学的知識はできるだけ多くの人と共有されるべきだと信じている。

Amazon US https://www.amazon.com/dp/B0CBD8FDJ3
Amzaon JP https://www.amazon.co.jp/dp/B0CBD8FDJ3




手順はLaTeXでPDF原稿作成、
Word変換
これをkindle Createでkpfファイルにして編集するが、読み込まれた表の削除不可能。困ったことに漢字の男女があった。
やむをえずSigilを導入、巨大XHTMLファイルを見て直接削除
しかし、Sigilではファイル読み込み、書き込みにエラーが起こり、kpfファイルに変換できない。
そこでcalibreを導入、XHTMLファイルを直接編集して最終原稿としてKindle PreviewerでKDPファイルに変換した。こうなると、Kindle Createでは編集できない。
ハイパーリンクができていない場所が多いが、手間がかかりすぎるので、少し修正しただけ。



 

2022年6月25日土曜日

Amazonからの本を整理

アマゾンからのダイレクト出版

 自己資本ゼロ、少部数でも出版可能なため、アウトドア関連の本をすべてアマゾンからのダイレクト出版に変更しました。修正が必要な時にも、随時、版の変更ができることも強みです。価格は論理的に許される最低価格です。Kindle本はすべて100円、Paperbackは印刷経費等の関係で、少し高くなり。筆者の印税は30~50円としてあります。

アメリカハイキング入門(第2版)を出しましたので、メインテナンスの関係から、内容の重複した本を整理統合しました。

アメリカ・ハイキング入門 ---グレイシャー、ジョン・ミューア・トレイル、ウィンズ---  第2版 KindleとPaperback版

B5版で400ページ近い分量があります。グレイシャー国立公園、ジョン・ミューア・トレイル、ウィンド・リバー・レンジのガイドブックも含みまず。もっとも規制の強い場所から規制の緩い場所の順に並べてあります。アメリカにはいろいろな場所があるということです。ジョン・ミューア・トレイルの2022年のパーミット規則に準拠して改訂しました。他の場所の改訂は追いつきません。アメリカにハイキングに行く場合は、必ず、各国立公園のウェブサイトを見て、半年前から準備してパーミットを取ってください。



関連書


John Muir Trail Guide 2022 Kindle版

この本は出版停止としました。メインテナンスが追いつかないためです。内容は「アメリカハイキング入門」と重複していますので、上記の本を読んでください。

ジョン・ミューア・トレイル沿いのお気に入りのキャンプサイト Kindle版

自分のお気に入りの、あまり人の近づかないキャンプサイトをまとめたものです。これは内容がほとんど重複していないので、維持しています。




Wind River Range Guide Kindle版

これはワイオミングのウィンド・リバー・レンジのガイドブックです。「アメリカハイキング入門」と内容が重複しています。ただ、本としては貴重なので、維持しておきます。





ハイキングの安全学 第5版 KindleとPaperback


ハイキングで、安全に関する科学的研究をまとめたもので、それに若干、自分なりの意見を述べ、道具などを載せています。あちこち、かなり修正して良くなったと自負しています。日本のアウトドアの知識レベルはかなりひどいという印象です。少しは知識に投資してほしい。



屋久島縦走 歩道案内と記録 KindleとPaperback版

屋久島に10年以上通い、ほとんどの歩道を歩きました。思い出とともにガイドブック風にまとめるのも一興かなとまとめました。有名な場所だけど、こんな本はあまりないと思います。


奥秩父縦走 改訂版 KindleとPaperback版

縦走する人は意外に少なくて、書いてみるのは面白いかなと思って。縦走路から外れると意外に荒れています。