2010年9月18日土曜日
VVR to Lone Pine
8/9 6:00に起き、テントを片付け、パッキング。朝食はMountaineer Special。VVR最後の食事。8時過ぎ、ハイカーズ・バレルを覗くと、ツナサラダの缶詰が二つあったので頂く。フェリーは9:00発。9:30 歩行開始。10:30 モノクリークの分かれ道。Cliff barを食べる。甘いピーナツ味。じっくりと登る。最後尾だったが、登りが終わる頃、フレームパックの夫婦を追い抜く。14:10 Bear Ridge Trailとの分岐。小川を越え、広い岩の上でパンを食べる。真空パックで湯煎したので、味は劣化していない。15:25出発。16:20 Bear Creek Trailとの分岐。時間がかかる。昨年のキャンプ地を通過。17:30 Italy passとの分岐点の川沿いに良いテント場があったのでテント設営。夕食メニューは牛肉と大根葉とBrown Riceの炒め物にツナサラダ。ドイツのミックスナッツも旨かった。
8/10 5:00 に起きる。パン、コーヒー、ナッツ、Fiber One, Oats & Chocolate。荷物が多いのでバックパックを1コンパートに変更。7:30 出発。 8:16 Seven Gables Lake との分岐。9:20 Kevin 他3名と会う。寒いのでたき火をしていた。ポテトはsaltyと言っていた。9:35 Rose Lake への分岐。10:50 Marie Lake。パノラマ撮影をして休憩。Oats and Honey を食べる。食べやすい。11:15出発、水を1リッターにする。12:00 Selden Pass 寝ている人を撮影。人物を撮影するには許可がいるが、風景の撮影には許可がいらんしねという。13:15 二つ目のSally Keys Lakes。パンを食べてしっかり休憩。出発しようとすると、きれいな女性。名前はエイダ。アルゼンチン出身。仕事を辞めたので、時間がある。今日はここで寝て、明日はHeart Lakeで昼食、Marie Lakeでキャンプと、うらやましいことをいう。日本にも行ってお茶を勉強したいという。Kevinが通りかかる。どうせ会うしと、先に行ってもらう。エイダと話し続ける。結局、14:30出発。足の裏が痛く、スイッチバックの下りが長い。17:00やっとMuir Trail Ranchとの分岐。18:30小屋跡を通過。水がないし、川に下りるのも先に進むのも同じなので、昨年のキャンプ地を目指す。19:00橋を渡り、昨年の場所へ。今年は人が少ない。遠くに3張り。マッシュド・ポテトは塩辛いと聞いたので大量の水を入れ、上澄みを捨てたが、実はそんなことはなかった。にんじんとビーフジャーキーのご飯。
8/11 5:30に起きる。足は痛いが8分通りは回復。パン、コーヒー、マンゴー、Quaker Chewyを試食。薄いチョコ味で柔らかい。テントで寝ると体力の回復が大きい。ビビィは体力の消耗があるようだ。7:20出発、8:00Aspen Meadow 9:30 中国系アメリカ人6名のグループと会う。日本人夫婦が歩いていると知っていた。9:45Evolution Valley への分岐。中国人は歩くのは速いが休憩するので、結局、先に行く。11:00 徒渉。昨年より水かさがある。靴のまま入って靴下の洗濯。11:40 岩の上で昼食。Cliff Barは少し甘すぎる。中国人は先に行く。12:10出発、13:20 Colby Meadow。Evolution Lakeへのスイッチバックが始まる。中国人グループは下でテント泊。疲れたらしい。少し登ると、こちらも元気がない。ビーフジャーキー、Trail Mixを食べる。15:15出発。17:00Evolution Lake テント設営。誰もいない。夕食はLasagna with meat source 2 packs。一袋で足りるわけないだろ。パスタのミートソースらしい。野菜不足はいけないので、大根葉とビーフジャーキーのスープ。さらに、グラノーラとミルクも追加。
8/12 5:00に起きる。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。夜は暖かいと思っていたが、テントは凍っていた。湿度が高いため。7:10出発、8:20 Sapphire Lake 10:10 Wanda Lake で小休止。パルスオキシメーターは91/76と問題なし。標高は3500メーター程度なんだが。Organic Barなど食べる。フルーツ味で良好。10:35出発。Steveと会う。同じカメラだという。ユーゴでも同じ体験をしたという。12:00 Muir Pass 無人、昼食とする。若者が一人登ってくる。13:00 出発。13:35 Helen Lake 15:30 川を渡った所で小休止。カエルの撮影。16:30 歳を取ったハイカーと会う。ファミリーネームとかVVRを出発した日を聞いてくる。変なヤツだ。しばらく話していると、おれがReinholdだという。まさか会うとは思わなかった。メールでコーヒーを一緒に飲もうといったので、バックパックをひっくり返し、湯を沸かしコーヒーを二人で飲む。JMTを5日間で歩いた記録の持ち主。彼はUS Navy にいて、イギリスのRoyal Navyのヤツが威張るから対抗してやったようだ。大きなスポーツ心臓の持ち主。もうすぐ70歳になるというが、非常に若々しい。30分くらい話をして記念撮影をする。ソックスをバックパックに干しながら歩いている点は同じ。また、同じナイフを持っていた。Reinholdは11回目のJMT。ヨセミテまで行って、また戻ってくるという。食料が不足気味のようなので、少し寄付する。話をしすぎて予定していたBig Pete Meadowにはいけなかったが、途中によい場所があったのでテント設営。チリビーンを食べる。割にいけるが味が強烈すぎる。登山には向いていない。
8/13 5:40に起きる。人も熊も来ない。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。7:40出発。8:30 Little Pete Meadow 9:00 Le Conte Ranger Station 今年は誰もいない。鹿が食べ物をあさっていた。良くない傾向。10:00滝を過ぎた所で休憩。10:40 Grouse Meadow 11:10 Simpson Meadowとの分岐。12:10キャンプサイトで昼食。12:50出発。 14:30 Deer Meadow を超える。15:20 林を抜けて登り。これから標高差500メーターのスイッチバック。ラベンダーのような強い香り。16:00 バテたのでビーフジャーキーを食べる。ウルトラライトの二人が先に行く。スイッチバックが長い。やっと18:30Palisade Lakesに到着。二人はテントを張っていたので、先に進んで良い場所にテント設営。今晩のテントは二組のみ。
何時もの夕食にマッシュド・ポテトを追加。ちょっと臭いが鼻につくが、まあ旨い方。
8/14 5:40に起きる。くたくたでふくらはぎが痛い。クッションが足りない。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。Clif Bloks も食べる。ゼリー。Tシャツを洗濯。7:40出発。 パックフレームの若者グループが追い越し、先に下りる、10:50 Mother Pass 一人で休憩。11:30 出発。Upper Basin 前方の空気が濁り、雲が少しある。風も強め。天気が悪くなるかもしれない。14:50徒渉地点。先行のバックパック若者3名に追いついてしまった。ソックス交換、15:00 出発。若者たちはTaboose Passへ行くという。すでに分岐は過ぎている。GPSと地図で確認。若者のリーダーらしき人が先行して道を探していた。このスイッチバックを登ると、もう一つ分岐があるので、そこからTaboose Passに行けばよいと教える。三名は疲れ気味。どうするのか不明。15:40 JMT3回目のウルトラライトの人に会う。今年はウルトラライトの人は少なめ。16:15 Ranger station の近く。16:50 Lake Marjorieの一つ下の池にテント設営。今年は無人。一人きりで気持ちがよい。メニューはニンジンとビーフジャーキーのクスクス、マッシュド・ポテト、スープ、ミルクとグラノーラ。
8/15 6時頃起きる。変な夢をたくさん見て寒く感じた。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。7:30 出発。標高は3500メーターくらい。気分は良くない。9:20 Pinchot Pass 腕時計では3660メーター。小休止、パノラマを取る。11:20 昨年キャンプをしたTwin Lakeの場所、アキラ君は良い場所を見逃していたようだ。良いテント場もあった。そこで休憩してパンとココア。12:00出発、風が強い。足の裏が痛くて疲れた。14:35 やっとCedar Groveとの分岐を過ぎ吊り橋を渡る。小休止。ドライのマンゴーとTrail Mixを食べる。15:00 出発、最初の小川。水を1リッターにする。5二つ目の小川でハイカー二人と会う。片方は女性。疲れた様子。吊り橋のテント場まで行かなくても、次の小川までいけば、テントは張れるよと教える。感謝してくれた。川のそばにもテントは張れるが蚊が多いので、10分くらい歩いて、5:30 テント設営。川のそばの丘の上。普通ならテントは張らない場所。無人。Dollar Lake まで行くと人がいるので行かなくて正解。夕食はビーフジャーキーと乾燥野菜と高野豆腐のクスクス、チリビーンズ、オニオンスープ。もちろん、グラノーラとミルクもあり。
8/16 誰もいないので気持ちよく寝た。5:30 に起きる。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。ガスはあるので暖めて食べている。7:35出発、8:20 Dollar Lake, VVRで会ったウルトラライトの人に追い越される。トータルでは歩行距離はあまり変わらない。9:30 Rae Lakes 10:15前回のキャンプ地のそばで休憩。Painted Lady に少し雪が付いている。Fiber Oneも食べやすい。10:35出発、ニジマスがうようよいる。11:50 Painted Lady に登った分岐。少し行くと、子供連れのアメリカ人がへたっている。肺の酸素濃度を高める呼吸法とゆっくり歩くことの重要性を教える。急な登りの下でパックトレインが荷崩れを直している。アメリカ人ハイカーは馬が怖いので、遠巻きにして待っている。こちらは馬のすぐそばをすり抜け、ノンストップで歩く。12:45 Glen Pass 。パノラマ写真を撮る。これは失敗していた。13:30 出発、途中、中高年のハイカーグループと一緒になる。こちらは休憩しないで先に進む。その後、会わなかった。15:00 オニオンバレーへの分岐。16:00Forester Passへの分岐。17:15昨年と同じキャンプ地に着く。4人のグループが休憩中。少し話しをして離れた小高い丘にテント設営。彼らはもう少し進んだ。それで一人のキャンプ。メニューはビーフジャーキーと乾燥野菜のクスクス、マッシュドポテト、オニオンスープ、グラノーラとミルク。ショートパンツが落ちていた。REIオリジナルのM。比較的きれい。ありがたく頂くことにした。
8/17 5:30 に起きる。パン、コーヒー、マンゴーの朝食。7:30 出発、9:00 小川を渡る。Center Basinとの分岐。10:15 昨年、Joshiと会った所、標高3400メーターくらい。テントを張っていたグループがいた。休憩。Bobby とRobに会う。この先でErickと会う予定。30分くらい歩くと、遠くから手をふるハイカーがいる。Ericと確信。Ericはアメリカ人だが、東京在住。ニュージーランドを南北に歩いた。日本も南から北まで歩きたいという。結局、一時間ほど話す。ついでに昼食もとる。カメラを持っていないというので、撮す。彼は白人で日光が苦手、数年間、北向きに歩いている。12:30 分かれて出発、14:05 Forester Pass 下りるとハイカーの集団が休憩中、前後して歩く。 17:05 Tyndall Creekに到達。前回、キャンプした所だが、今年は混んでいた。少し先を歩いていた若者二人も通過。少し経って、よいキャンプ地はないかと聞かれる。そこで地図とGPSで、いくつかの候補を教える。Tawny Pointへのスイッチパックを登り切った所に池があり、そこが第一候補と教える。ドンピシャの所、キャンパーもいたが、広いので遠く離れた場所にテント設営。18:00 鹿もいたが写し損ねた。少し雲が沸いた。 メニューはビーフジャーキーと乾燥野菜と高野豆腐のクスクス、マッシュドポテト、オニオンスープ、グラノーラとミルク。
8/18 5時過ぎに起きる。パン、コーヒー、マンゴー、グラノーラの朝食。7:10 出発。バックパックを置いて小さなサミットパックで登る。8:45 Tawny Pointの頂上。写真撮影。9:25 バックパックのデポ地点に戻る。ほとんどの人は登らずに通過する。良い場所だが、体力のぎりぎりの人が多いため。9:35出発、今年は雪解けが遅かったのか緑がきれい。三人のハイカーの一人、女の人に写真を頼む。「男どもは何時も速く歩く。放っておけば良いのよ」と言って何枚も撮ってくれる。11時過ぎ、Wallace Creekで昼食とする。ここが大きな川の最後。ココアを飲み、パンを食べる。三人のハイカーも追いつく。再び、彼女が写真を撮ろうというので撮ってもらう。彼女の写真も撮る。名前はメールアドレスからはAnneninaだろう。6名が休憩。パンも余っていたし、半切れずつあげる。一応は旨いと言ってくれた。その後でVVRで会ったKevinが通りかかる。「おまえ、遅いぜ」というと「おまえが速い」と言われる。彼は先を急ぐ。11:50 出発、12:50 緩いPassを超える。13:20 前回休憩した所、Sandy Meadow 13:50 Mt.Whitneyとの分岐。休憩の時一緒だったおじさんと前後して歩く。ニュージーランド人。パイプの折りたたみイスをバックパックにくくりつけている。15:20 Timberline Lake しっかり写真撮影。16:10 Guitar Lake を通過。昨年より少し上に行きたかった。一つ上でKevinと会う。きれいな女性しか撮さないが、おまえは例外だよと写真を写す。長い間話す。26歳のエンジニア、今は学生をやっている。ミシガン在住だが、小さい時にカリフォルニアに住んでいたという。
8/19 最終日、2:30に誰かが通る。Kevinも起きたようだ。光が見える。少し寝て、3時過ぎに朝食、4:15出発。かなり長く感じる。6時頃に明るくなる。6:30 Mt.Whitney との分岐。バックパックをデポする。寒いので、雨具は上下来たが、長袖下着は着なかった。これは失敗。途中でKevin、Annenina とすれ違う。8:00 Mt.Whitney の頂上。風が強く予想以上に寒い。パノラマ撮影を試みるが、うまくいかない。高所順応は完璧で、まったく空気の薄さを感じない。岩陰で休憩し、8:10下山開始。9:45デポ地点に戻る。巨大バックパックを担ぐと、アメリカ人が驚く。Trail Crestで写真を撮ってもらう。11:30 Wotans Throneの下でココアとパンとビーフジャーキーの昼食。12:10 出発、13:30 Bighorn Park、15:30 Whitney Portal Store 到着。Kevinがいた。Bobby とRobもいる。2回目のJMTおめでとうと言ってくれる。Storeに行き、宿の予約をする。ハンバーグは重すぎるので、ジュースを飲んだだけ。交通手段がないので、ヒッチハイク。交通量が少ない。少し道を下り、良さそうな地点で手をあげる。10分くらいで成功。MikeとDann バンの後ろに乗せてくれた。Mt.Whitneyに登っての帰りだそうだ。16:30 Whitney Portal Hostel 着。ピザに誘われ、行きたかったが、チェックインして一刻も早くシャワーを浴びたい。チェックインで一室独占にしてくれた。ハイカーが少ないので空いているようだ。日本の奥様に電話、夕方、二回Kevinに会う。彼は少し離れたモーテル。夕方、7時にディナーを一緒に食おうという話になった。7時一人でSeasonsに入る。 ウェイトレスの言うことが分からない。一人親切な人がいて、発音が分かる。サーロイン・ステーキを注文。そのうちにKevinが来て同じ物を注文。彼は100キロから20キロやせてしまったという。JMTはきつすぎるという。こちらはぴたりともやせていない。ケーキを聞かれたので注文、巨大チョコレートケーキが出てきた。びっくり仰天。味は良かったので平らげた。アイスクリームは太るので断った。最後はコーヒー。Kevinは昨日コーヒーは飲まないといったのに、今日は飲む。なぜかと聞くと、胃が小さくなりやられたという。コーヒーを持つ手が震え、こぼす。水分不足という。水は飲んだが、足りなかったという。たぶん、ミネラル不足。アメリカでレストランに入るのは初めてだし、支払い方法も知らない。Kevinにクレジットカードでの支払い方法を教えてもらう。まず、クレジットカードを請求書の冊子に差し込んで渡す、すると、価格が印刷されたのを持ってくるので、ボールペンでチップの額15%前後と合計金額を書き入れ、ウェイターに渡すということらしい。どこでもこういう慣習らしい。おまえは金持ちかもしれんが学生なんだからと夕食代はこちらでもつと言う。結構、高かったけどね。良いヤツは最初に会った時から直感的に分かる。
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3 件のコメント:
凄い冒険ですね。
お疲れ様でした!とても参考になります。
僕もがんばっていつの日かJMTに挑戦してみたいと思います!いやぁ凄い。ほんとにお疲れ様でした!もっと色んなお話が読みたいです。
それからトレッキングの最中はGarminのGPSをご使用していたようですが、参考までに聞かせて下さい。森林地帯などでも問題なく作動していましたか?この間僕がLone Pineであったシエラを横断して来た親子はSpotを持っていましたが途中からうまく作動しなかったようで迎えが来なくて困っていた所をLone Pineまで送って上げましたが、今後僕はSpotとDelaromeのコンボの購入を検討していましたが、大きく不安を抱いています。やはりGarmingがオススメでしょうか??
冒険ではなく、単なるレクレーションです。GPSはGarminのMap60Csx。これは森林地帯でも問題なく作動します。バスの中、列車の中でもローケーションします。性能は良好です。誤差は数メーターです。手袋をしても使えます。現在、後継機種が出ています。Colorado、Oregonはタッチスクリーン方式なので、アウトドア向きではありません。Garminはフリーの地図も充実しているので、一応お勧めです。私はカリフォルニア全体の地図をフリーで手に入れています。なお、Spotは契約が自動更新されるとか、PCTのmailing listでも、問題になっています。トラブルもあり、維持費が高いので、あまりお勧めできません。
単なるレクリエーション!?
ハハハ。流石歩き切った人は言う事が違いますねw
SPOTについては真っ二つのレビューがあったので見ていましたが、やはり安定感がある方を選んだ方が良いみたいですね。oregon, coloradoは最初からあんまり魅力を感じませんでしたので、これでGPSに関しては方向が決まりました。ありがとうございます。
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