2010年9月16日木曜日
San Francisco to VVR
今回は、早朝のAmtrakを利用してTuolumneまで行く予定のため、OaklandのJack Londonを起点とした。ホテルはまずまずだったが、周辺には何もなく、買い物はサンフランシスコまでBartで行くことになった。
7/30 7:00にAmtrakの駅に行き、7:30乗車、ベーグルとコーヒー。普通に美味しい。Mercedでバスに乗り換え、13:30Yosemite着。パーミッションを取るが、バックパックの首の後ろの部品が分解しかけていた。針金でFix。我が奥様にガスカートリッジと夕食のパンやサラダを買って来てもらった。16:40頃、Tuolumne行きのバスが来る。PCTハイカー6名他、大勢が乗り込む。Tuolumne着は6時過ぎだが、store は開いていた。backpacker's camp groundの奥にテント設営。食事は8時過ぎ。
7/31 朝起きると、少し頭痛。パルスオキシメーターで酸素分圧が74%。口をすぼめて吐く呼吸法を実践すると、5分程度で90%となった。これは、排気する時に空気圧を上げる方法。効果があった。ただし、頭痛は続く。やむをえず、ロキソニンを一錠飲む。8:50出発、9:40JMTと合流、11時、昨年パンを食べた所、11:40昼食。パルスオキシメーターは90%, 90回/分と異常なし。14:10休憩、きつい登り、17:30橋を渡り、少し行った所でテント設営。水6リッター確保。蚊が多いので、道の横の高い場所。パルスオキシメーターは87/83。19:45食事終了。
8/1 5:30に起き、パン、マンゴー、コーヒー、ミューズリ。6:30 気温5℃、7:40出発。8:30昨年のキャンプ地、誰もいない。今年は人が少ない。10:06 Donohue Peakへ登った場所で休憩、88/91。10:40 Donohue Passの池で昼食。パノラマ撮影。11:15出発、Rush Creek手前で休憩。今年は頭痛がする。スケジュールがタイトで荷物が重いため、高山病の症状が出ていた。14:00出発、歩くスピードが上がらず、17:00 Island Passにテント設営。風景は抜群、蚊も少ない。負荷を減らすと高山病の症状は消失。
8/2 5:20に起きる。パン、マンゴー、コーヒーの朝食。ビビィでも暖かかったが、タオルは凍っていた。Mt.Ritterに朝日が当たったので写真撮影。時差ぼけは終了、高所順応も完了。7:25出発、8:35 Thousand Island Lake。9:20 Ruby Lake, 10:40 Garnet Lake、昼食とする。パルスオキシメーターは92/81と正常値。Shadow Lake へ少し降りた所で昼食。14:40 Shadow Lake 小休止。15:10 出発、16:20 Rosalie Lake 17:00 Gladys Lake へのPassにテント設営。湖まで5分、水を汲みに行く。蚊の軍団が集まるが、雨具で完全防衛。アメリカ人のハイカーはPass の反対側にテントを張ったので、距離は100メーター以上、単独キャンプの雰囲気。奥様が食欲がなく、 ミューズリを食べる。
8/3 5:15に起きる。パン、マンゴー、コーヒーの朝食。水が凍っていた。7:10出発、7:55 Trinity Lakes 9:30 Johnston Lake。10:50 Devils Postpile、クスクスを数袋捨てる。Red's Meadowのstoreまでが遠かった。12時着、ハンバーガー、サンドイッチ、コーヒー。トイレで頭を洗い、身体を拭く。storeに米を使った半調理品があったので購入。ジュースを飲む。13:35出発、16:05Red CornsのPass。川を渡った時にハイカーが居て、向こうに良い所があると教えてくれた。ちょっと登って平らな所にテント設営。誰も来ないし、風通しが良く蚊が少ない。洗濯をしてロープで干す。夕食はクノールの米の半調理品だが、美味しいとはいえない。クスクスを混ぜて食べる。大根葉と牛肉の炒め物は旨かった。オニオンスープも旨い。
8/4 5:30に起きる。夜中風が吹いてビビィは少し寒い。パン、マンゴー、コーヒーの朝食。7:30 出発、9:30 Deer Creek 昨年のキャンプ地を確認。水補給。9:40出発、11:20 ハイカーに声をかけられた。Bill。VVRの掲示板での知り合い。VVRに車が置いてあるので、我が奥様をFresnoまで送るという。何ならと車のキーも差し出す。猛烈な勢いで喋られて理解しずらい。9日の昼までにはVVRに行くというが、分からないので一応の約束はした。(彼は一日ばかり遅れたようだ。我が奥様はVVRの車で予定通りFresnoに向かった) 14:00 Duck CreekでDavidに会う。日本語を少し喋る。14:30出発、フルフレームパックの4人組と会う。今年はフレームパックを持った人が多い。17:00 Purple Lake 入り口の狭い場所にテント設営。トレイルから見える場所だが、他の人は張る余地のない場所。夕食の支度は6:00から、デザートはミューズリとミルク。
8/5 5:20に目が覚める。パン、マンゴー、コーヒーの朝食。7:25出発、PowerFilmが壊れたらしく無反応。バッテリーの充電ができない。困った。(PowerFilmは日本に持ち帰り、業者に連絡すると1年以内なので新品と交換してくれた。壊れやすいらしい。バックパックの外に貼り付けて歩くのは不可のようだ。) 9:00 Lake Virginia きれいな所だ。ここで寝られなかったのは残念。10:20 Tully Hole 早めに昼食とし、10:50 出発。11:40 Cascade Valley との分岐。ゆっくりと登っていると、突然、右のショルダーベルトが緩んだ。基部のプラスチックが割れていた。12:40 しばらく木を挟んで接続、後にベルトをくくりつけた。14:05 Squaw Lake で第二の昼食。日系二世のHillaryとRobinに会う。Hillaryの母は日本人、祖父はヒロと同じ名前。しかし、どこを見てもアメリカ人にしか見えない。14:40 出発、Silver Pass手前でパノラマ撮影。記念撮影をしているとPCT HikerのDavidが親切に撮してくれる。16:10 Silver Pass 17:00 Silver Pass Lake のそばの小さな丘にテント設営。誰もいない良い場所。ゆっくりと夜を楽しんだ。
8/6 5:40 に起きる。パン、マンゴー、コーヒーの朝食。7:40出発、今日は半日の行程。再び、別の日系二世のおばさんに会う。雰囲気で日本人と分かるそうだ。少し会話。JMTは混んでいていやだという。今年は空いているのだが。13:40 Edison Lake のフェリー乗り場。VVRまで歩くと3時間くらいかかりそうなので日和った。16:00過ぎ、フェリーが来る。二度目なので落ち着いている。17:00 VVR着。受付のおばさんが早口で分からない。勝手は知っているので、まあ、どうでもよい。クッカーのバイオレンスと会う。本当の名前はByronだった。彼とは何度も話し、Friendとなった。ハイカーズバレルに大量のビーフジャーキーを発見。1キロばかりもらう。そのほか、お菓子も収集。昨年はVVRのレストランでチップなど払わなかった。今年は取り立てが厳しい。受付のおばさんの言うことが分からない。Hillaryが15%程度テーブルに置いておけばよいと教えてくれた。ハイカーが少ないので、VVRも採算が厳しいのかもしれない。Jimはいないので、我が奥様のtransportationの件が確認できない。まあ、空いた場所にテントを張って一安心。
8/7 6:00に起きる。顔を洗いに行く。Byronと会って話す。朝食はPCT Special とMcEdisonとした。去年は食べていないが、食べると3時間倒れるという分量ではない。Hilleryたちは出発するので記念撮影。朝食べると昼は食えない。昼は生ジュース1本。Jimと話すとtransportationはOKだ。明日朝9:00に出発するという。(後でdriverに聞くと、Jimに直前に頼まれたという。数ヶ月前からの掲示板の書き込みを忘れていたようだ。アメリカ人は適当なので要注意)。土曜はバーベキュー・デイと決まっているのでByronが14:00頃から火をおこし、牛肉を焼き、次に鶏肉を焼いた。写真撮影。奥様も見学。ByronはFriendだからと、どんどん肉の試食を持ってくる。焼きたてなので非常に旨い。夕食はコンボとチキンとした。試食の時より味は落ちている。夕食は炭水化物不足なのでハイカーズバレルにあったマルちゃんのラーメンを食べてみたが、粉っぽくで激不味。スープは塩辛くて飲めない。11時過ぎまでたき火でハイカーが騒ぐ。耳栓をして寝た。
8/8 6:00に起きる。QuesadillaとVVR Omeletを食べる。我が奥様は8:40にFresnoに向けて出発。迎えにくるといったBillは来ない。テントのジッパーがダメになったので、Jimからプライアーを借りて修理。昼はジュース。Jimの奥さんに会う。リッキーとか言っていた。結構な知的な美人。大学でコンピュータサイエンスをやっている。メールが読めないので、マックを貸してくれたが、仕事のメールは読みたくないので、タイトルだけ読んで返した。Bishopに住んでいるので、Jim が通っているようだ。暇だからByronと話す。土曜日の客は83名、今日は52名と予測できないという。彼の故郷はサクラメントのダウンタウン、失業率が11%もあり、雇用は厳しいようだ。娘の写真を見せてくれた。夕食の時、JMTが5回目という人と会う。Best place in the worldと言っていた。
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2 件のコメント:
ロサンゼルスからえだ豆tvと申します。
僕らのブログの方にコメントをして頂いた方から紹介されてブログを拝見しに来ました。JMT歩いたなんて凄いですね!僕はまだ2回しかバックパッキングに行った事が無いですがJMTは夢のトレールです。続き気になります!!宜しくお願いします!
難しいルートではありません。天気は良いし、道ははっきりしているし。4日ばかり無補給のバックパッキングができれば、誰でも歩けます。Mammoth, VVR, MTR, Bishop, Independenceと、補給基地を増やせば良い訳です。まあ、あまり町に下りると、歩く気がなくなりますが。2回目なので、今回はゆとりでした。
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