2016年12月10日土曜日

主要5因子性格検査ハンドブック改訂版」の修正終了


「主要5因子性格検査ハンドブック改訂版」の原稿の修正を終了。一カ月程度で筑摩書房から出版される予定。専門書なので、電子本とオンデマンドの印刷本という少部数出版になる。

I have done the revision of the handbook of BigFive personality inventory, which will be published by Chikuma Pub.Co. in around 1 month. It is written for professional test users. Therefore it will appear as a digital book and on-demand printed book.







2016年12月6日火曜日

TeXstudioの設定

TeXsudioを導入したが、初期設定が分からない。ネット上の信頼できる情報TeXWikiを見習って設定しても上手く動作しない。そこで虱潰しにネットを調べで、動作するようにした。困る人も多いはずなので、緊急的にブログに記録しておく。記録しておかないとすぐに忘れることもある。まだ、触り始めて3日目なので、初期設定は変更するかもしれない。

ここでは必要な最低限のコマンドの変更を記録しておく。なお、筆者のPCはWindows 7である。


1. エディタ

初期設定では日本語ではないので、フォントエンコーディングをShift_JISにする。また、デフォルトは文法チェックをするので、原稿が真っ赤になる。それで、インラインのチェックを外す。これは簡単。





2. 詳細なエディタ設定


文法エラーがあると、エディタが止まってしまい、何が原因かわからなかった。時間を浪費するので、非常に困った。これはネットで調べてやっと解決した。

エディタの標準出力に表示の所を

(/dev/nulへリダイレクトされていないなら)常にする 

を選択する。デフォルトではnul(無)に送られるので、プロセスが表示されない。ここを「常にする」にすれば、コンパイルプロセスが表示されるし、エラーがあると、どこで止まるか分かる。そこを見て修正すればよい。エディタの行番号は表示させておく方が便利なようだ。






3. コンパイラの設定

latex.exe -->platex.exeとしないとjbookなどを使ったソースがコンパイルできない。この場合はビルドで、DVI->PDFチェーンとし、コンパイラはLaTeX、ビューアはPDFビューアとすればよい。

私の例

platex.exe -synctex=1-interaction=nonstopmode %.tex

ただ、DVIファイルを作成し、それをPDFに変換しているようで、時間がかかる。したがって、設定はしたが、使わない。


PdfLaTeXの設定が分からなかった。ネットで調べると、単に

pdfplatex.bat %.tex

とするだけでよい。この場合、ビルドをコンパイル&表示、コンパイラをPdfLaTeXとする。ビューアはPDFビューアでよい。この方がコンパイル速度が上がるようだ。

索引作りは日本語対応のmendexを使うが、あるファイルのコンパイルでハングアップした。そこでmakeindexに戻すと正常動作する。よく分からない。この画像ではmendexになっているが、makeindexに戻した。






4. 私のビルドの設定






これでLaTeXが快適に使えるようになる。もっと良い設定が見つかれば、修正する。とりあえず、緊急報告。









TexStudioでページをランドスケープにする方法。


\documentclass[a4j, landscape]{jarticle}

\usepackage{rotating}


たったこれだけでPDF Viewerが横向きになる。

2016年11月4日金曜日

東海自然歩道 --京都南部 Tokai Long Distance Nature Trail --- south sections of Kyoto ---












大津から出発、奈良を目指したが、途中で嫌になり、月ヶ瀬で終了にした。舗装路中心でトレイルは荒廃し、アップダウンが激しい。交通量の多い道もあった。寝場所を見つけるのも難しい。印象的だったのは、ゴミの不法投棄が多く、道の周りを金網で囲んだ場所があったこと。立派な運動公園は休業中で閉鎖で利用できなかった。京都の行政に疑問を感じた。

I intended to walk from Ootsu to Nara, but I gave up at Tsukigase. The most of trail was paved, the remaining was ruined, heavy ups and downs. There are sometimes heavy traffic road. I felt difficulty to find a campsite. I was impressed that the illegal trash was cast into the valley, and the forest road was surrounded by the fence.There is a huge sports facility in a small town, which was closed. I cannot use it. I doubt the administration of Kyoto.

2016年10月15日土曜日

東海自然歩道 --京都 Tokai Long Distance Nature Trail --- Kyoto section ---








Abstract

The first trial

I started the trail from Hankyu Arashiyama station, but it rained very heavy. I walked wrong way from Toriimoto, and arrived Kiyotaki. The heavy rain and thunder came. I hesitated, but walked further. I found a good campsite in an hour. therefore, I pitched a tent. It became heavy rain and thunder again. Next day, I walked to Takao, and back to Kyoto Station.

The second trial

I went to Saga-Arashiyama ( Kyoto ) from Toyama by the train. It was around noon. Then, I walked Tokai Long Distance Nature Trail, and arrived at Ochiai, then followed the trail north. I pitched a tent at the same place.

The second day
I visited Jingo-ji and Saimyo-ji temple, very calm place. But, I had to walk heavy traffic road. I turned to Kyoto trail, and headed to Sawano-ike pond. I took lunch, soon after it, many elder hikers came. I walked north, and went into Kyoto trail, then to Tokai Long Distance Nature trail. From Takagamine, I had to walk residential street. I changed to the bank of Kamo river, and visited the Kamogamo buffet ( unbelievable cheap buffet ). I took 10,000 kcal, walked north, and pitched a tent at Ooiwa.

The third day
I walked the trail to Yonaki pass. very good trail. I rested and washed my face at a fire department in Ninose. I headed north, and I climbed Kurama-ji temple near Kibune-jinja shrine. It was a long climb. At noon, I was at the entrance of Kurama-ji temple, but I wanted no lunch, because I age too much yesterday. I walked to Yakkuosaka trail, then Sijuhara town, and headed to Ebumi pass. I felt Oohara was clean country, but my body was very dirty. I visited Jakkoin and the spa. I became very clean, visited Sanzenin for a short time, and got 4 litter water. I pitched a tent at the entrance of trail.

The fourth day
Heavy rain in the night, but it stopped at the morning. I started to hike and arrived at Aogi Pass easily. I met a group of elementary school children who were leaded by teachers, and several trail runners. I found a restaurant on the ridge, ate a ball of chicken and egg. Then visited the buildings  in Enryaku-ji temple.  I walked wrong way a little, and found a right way, walked down the Mt. Hiei, and went to the cheap hotel in Otsu city.


初日、

昼に阪急嵐山駅、豪雨。模様眺めで休憩所でコンビニの弁当を食べる。レーダー画像によると、1時間で雨が終わるので出発。さすが京都は人が多い。抗生物質の影響が抜けず、荷物が異常に重く、滝のような汗をかいた。鳥居本から北上し、山越えをしようとしたが、道がなく、狭いトンネルを抜けて清滝に行く。トンネルを出ると豪雨と雷。しばらくバス停で雨宿り。引き返すことも考えたがもう少し進むことにした。坂を下った場所にトイレ、水を4L確保し、どこでも寝られるように準備した。しばらく川沿いの舗装された林道。愛宕山登山の帰りの人たちとすれ違う。しばらくしてトレイルに入る。ところどころ浸食されて荒れていた。寝場所を探しながら歩くと、小さな橋の手前に台地状の場所があり、台とベンチがあった。キャンプ場の雰囲気。大昔の本によると、ここは40年前には茶店があったという。迷わず、テント設営。川は大増水で濁流。午後4時過ぎから再び豪雨と雷。これは夜中すぎまで続いた。

二日目
朝には天候は少し持ち直したが、ピロリ菌除去の抗生物質の影響もあり、体調も悪く、中断を決意。山城高尾のバス停まで歩き、京都駅へ。


二回目

初日
初回の失敗に懲りて、抗生物質が体から抜けてから、天気予報を観察。台風の直後、京都は二日は晴れると予報が出た。そこで富山から嵯峨嵐山駅へ。京都駅で乗り換え時に弁当の誘惑に負けて一つ購入。12時嵐山。桂川の傍で弁当を食べた。後は東海自然歩道を忠実に辿るが、鳥居本から落合橋へ。ここからトレイルになった。人家はまったくなし。川は静か。キャンプの痕跡あり。体も軽く、快調に歩き、前回のキャンプ地、15:30着。この先のキャンプ適地は不明なので、迷わずテント設営。夕食はステーキ、人参ご飯、ポテトサラダ。夜食にバナナブレッド。のんびりとFMを聞き、優雅なキャンプ。

二日目。
5:30起きて、パン、水で戻したドライフルーツ、コーヒー。チーズは買い忘れた。7:20出発。せっかくだから神護寺を見学。600円。8時だったので静かだった。続いて西明寺を見学。こちらは無料。ここから残念ながら国道へ。この国道を何時間か北上しないといけないが、トラック、乗用車が通り、歩道もない。少し行くと京都トレイルの入り口があった。京都トレイルから沢の池経由で東海自然歩道に行くことにした。しばらくは舗装の林道。登っていき、標識があって林道を下るがこれが間違い。引き返す。正しくは標識の傍の細い山道を急角度で登る。沢の池に行けるかと思ったが、私有地で、立ち入るなという看板。東に回り込み、そこから沢のいけに下りる。素晴らしいランチスポット。しかし、しばらくすると、高齢者のグループが押し寄せた。ハイキングの催しらしい。簡易舗装の林道を下る。京都トレイルに入り、東海自然歩道に合流。トレイルは荒れているが下っていく。鷹ガ峯に到着。少し寺の見学。住宅街、尺八池は立ち入り禁止。酷い。しばらく北上するが、疲れてきた。休憩。セブン・イレブンに行き、アイスコーヒー。MKタクシーの上賀茂バイキングはすぐ傍。3時まで加茂川河畔で待ち、入る。本当に550円のバイキングだった。控えめに1万キロカロリーほど食べてしまった。とぼとぼと北上。運動公園の川岸で寝るつもりだったが、時間が早い。結局、大岩まで行ってしまった。道路の傍の空き地でテント設営。午後、5時半。河原でテントを張っていた人もいた。

三日目
雨の予報だったが、降らない。夜泣峠への道は良いトレイルだった。綺麗な杉林。くだって二の瀬に行き、消防署の所で休憩。洗顔、ひげ剃り。体も拭く。8:40出発。貴船神社の方向に行く。綺麗な舗装道路。観光客の一団が来たので、鞍馬寺へ登る。入り口に誰もいなかった。急勾配の登り。奥の院でゆっくりとトイレを済ます。人は少ない。ゆっくりと見学しつつ、下りていく。正面入り口までくだった時はお昼だったが、食事の値段が高いので、入らず、休憩。昨日のビュッフェの関係で食べる必要もなかった。薬王坂(やっこうざか)はうっそうとした森。静原町は田舎の綺麗な町、江文峠の方向に向かうと、林道からトレイルになる。たまに歩いている人もいた。簡単に大原へ。休憩して、寂光院へ。拝観料600円もしたが、見る場所もなく、10分でお仕舞い。日帰り温泉があり、入る。食べ物とのセットになっていた。おはぎとのセットにした。これは1000円。拝観料よりよほどありがたかった。ゆっくりとすると、4時過ぎ。特に興味はないが、三千院の前まで行く。見学に時間がかかりすぎるので、中止。トイレで水4Lを持ち、東海自然歩道の入り口へ。荒れた広い土地があったのでテント設営。夜から雨が土砂降りになった。

四日目
朝も雨は降っていたが、レーダー画像によると、8時頃には止む予定。7:30には止み8時前に出発、ヤマビルの小さいのが靴下に付いていて、何カ所か食われる。9時、仰木峠。太ももに一匹ヤマビル。すぐに殺した。休憩して水井山、急勾配だが、体は軽くて簡単に進んだ。棒高山で休憩、小学生の一団とすれ違う。京都トレイルを歩いていた。また、トレランの人も時々通る。道路は歩行禁止。しかし、峰道レストランを見つけた、地鳥丼、1000円、固い鶏肉。少し味は濃いめ、うまかった。パンもあるが、つい食べてしまった。その後、根本本堂の見学、裏口から入ったので、少し見るに留めた。坂本へのケーブル駅に向かわず、山頂への道を歩いた。途中から東海自然歩道の標識がなくなる。休憩してから引き返し、ケーブルの駅へ。東海自然歩道の標識を見つけた。下っていくが、稲荷神社に行かなかったので、道は外れた。そのまま下る。金沢から日帰りの女性がいた。坂本本町まで同行。歩いてもよかったが、舗装道路で馬鹿馬鹿しく、京阪で大津(島ノ関)まで行き、ホテルα-1へ。夕食をやっていないというので、風呂に入ってから散歩。少ししか買わずに戻ると夕食をやっていた。フロントの間違いだった。それほどの食べ物ではないが、不味くはなかった。ホテルに泊まり、旅行した雰囲気になり、満足。次の日は京都に出て、一気に富山に戻った。

2016年9月16日金曜日

Vectorのフリー(デモ)・ソフトの全面差し替え

Vectorのフリー(デモ)・ソフトの全面差し替え。一週間ほどで入れ替わると思います。



主要5因子性格検査(BigFive,デモ版)
---外向性、協調性、良識性、情緒安定性、知的好奇心という基本的な性格の次元を測定

小学生用主要5因子性格検査
---小学生用としてはもっとも妥当性の高い性格検査

MMPI-1自動診断システム
---ミネソタ多面人格目録のコンピュータ版
MINI自動診断システム
---MMPI-1の短縮改訂版 250項目
MINI-124自動診断システム
---MMPI-1とMINIの短縮改訂版 項目数は124項目
こころの健康チェック表(MINI-27)
---抑うつ、神経症傾向、ストレス症状をチェック


//マークカードリーダー駆動ソフト
アンケート処理用マークカード読み取りソフト
---アンケート処理用、0~9、1-10の多肢選択法、複数チェックやブランクは不可 被験者番号利用可能
OMR成績処理システム
---マークカードによる多枝選択方式の成績処理システム 全カードに対応


調査統計システム
---未完成版。調査統計に使う手法を集めたもの 記述統計、推測統計、因子分析は使える

2016年9月14日水曜日

学芸図書より商用配布用の心理テスト



学芸図書より商用配布用の心理テストと心理テストの解釈サービスについて。


学芸図書が8月末で廃業となり、心理テストの販売と解釈サービスが宙に浮く形になりました。そこで、いくつかの出版社と交渉し、心理テストの販売と解釈サービスは、ちくま書房とビジネス・デザイン・コンサルティングが連携して引き継ぐことになりました。詳しい内容は未定ですが、テストやハンドブックの価格、解釈サービスが変化することもあります。


影響を受ける心理テストは

MMPI-1/MINI/MINI-124自動診断システム

主要5因子性格検査

とハンドブック類です。


ただ、従来通り、心理テストの仲介業者から購入可能です。

2016年6月15日水曜日

Tokai Long Distance Nature Trail --- Osaka Section

箕面から京都までの区間を歩いてみた。暑くて疲れたという印象。山が低いので、特に素晴らしい景色はない。ひたすらぐねぐねと道を歩くだけ。山の中の寺はさすがに風情があるが、特に好きな訳ではない。夏のJMT用のボッカ・トレーニングにはなったと思う。写真はここ

一日目
箕面から出発、箕面公園は子供の時に一度歩いたことがある。記憶はないが、半世紀前の森は貧弱だっただろう。うっそうと茂った森がきれいだった。展望台の一部は廃止されていた。森が茂って滝が見えないからである。



滝の上に出ると、普通の舗装道路、しばらくすると、東海自然歩道の西の起点。すぐ傍に東屋があり、昼食。この後は急な登り、開成王子の墓で休憩。蒸し暑い。


トレイルは勝尾寺の裏の山から北摂霊園の傍を通る。泉原に向かう途中の川で4リッターを確保。トレイルは道路づたいで、見当違いの方向に行くが、スイッチバックしてトレイルとなった。川沿いによい場所があり、迷わずテント設営。この時からNeoAirの空気漏れ発見。欠陥商品を掴んでいたようだ。



二日目

泉原経由で北に向かう。地形図を見て、テントを張ろうと思っていた場所はキャンプ不適。普通の道路になり、竜王山入り口からトレイルになる。頂上近くの寺で休憩。100メーター掘った井戸水とのこと。住職は不在。18年ばかり、探しているという。萩谷向かう時に普通の道をえらんだので、やたら遠かった。

萩谷運動公園の辺りで道が分からなくなる。運動公園を横切ってトレイルに合流。摂津峡公園の北に出る。水は4リッター持ち歩くが、テントを張る良い場所が見当たらない。山城の跡があると看板があったので、三好山の頂上まで登り、良い場所を確保。暑くてバテたのでゆっくりする。





三日目



気分を変えて違った道を下りると、位置がまったく分からなくなる。三好山の南に下りて、さらに南の住宅街にいた。結局、バス通りに出て、上の口のバス停まで一時間以上かかった。トイレで身体を拭いて出発、神峰山寺(かぶさんじ)に向かう。なぜ本堂がひどく高い場所にあるのか、不明。雰囲気の良い、きれいな寺。

本山寺に向かうが、舗装道路を延々と上る。標高は515メーターほど。10:20やっと到着。水を補給して、ゆっくりとする。

ぽんぽん山へのトレイルは本堂の横から始まる。トレイルは歩きやすいが、スピードは出ない。ハイキングの人たちと合流し、やや賑やか。

ぽんぽん山頂上でパンを温め、コーヒーを入れて昼食。ちょうどお昼。

進み過ぎると寝場所が無くなるので、釈迦岳への分岐から下りて平地になる場所に目を付けた。水は5リッター確保。少し歩くと、空き地があったので、迷わずテント設営。午後二時過ぎ。三時頃から雨になり、夜はかなり激しく降った。










四日目。

一時間ほどで金蔵寺。誰もいない。雨、ゆっくりと見学する。道なりに下るとバス停があった。待ち時間が一時間あったので、バス停を三つ歩いて終了とした。京都駅行きの京都バス。


2016年5月23日月曜日

Tokai Long Distance Nature Trail --- Nara & Mie 20-25

東海自然歩道の解説書は古く、地図がない。公式サイトはコースの略図しかない。非常に歩きにくい。ただ、真面目に歩いた人のサイトがあり、5万分の一の地図を掲載している。そこで、この人に準拠して歩くことにした。もちろん、詳細な地図をダウンロードした。この人の20-25のセクションである。用事の関係で、奈良からスタートしてみた。アルバムはここ

写真
https://plus.google.com/u/0/photos/104620544810418955412/albums/6271002740304908497


1日目、天理駅から寝場所の関係で、天理ダムへ向かった。スーパーマーケットを見て物価の安いことに驚いた。雨が降ってきて、意外に遠く、天理ダムに夕方5時半くらいに着く。ストリート・ビューであらかじめテントを張る場所は決めていたが、木が茂り、水場に下りられない。奥に進むと東屋があり、そこから川に下りる道があった。迷わずテント設営。

2日目、天理ダム上流に少し歩き、竹之内峠へ。しばらくすると道は痕跡程度になるが、峠を越えると、道が復活する。竹之内町に入り、東海自然歩道に合流し、南に向かう。山野辺の道と共通で、トイレなどの整備が行き届いていた。崇神天皇陵、景行天皇陵を進む。古墳が多い。長岳寺では猫が門番をしていた。特に興味はないので、桜を撮影して南に向かった。大神神社は人混みが酷かった。昼食に親子どんぶりを食べたら、甘くてびっくりした。金屋あたりから車道歩きになり、長谷寺までが酷かった。長谷寺も人混み。直ちに北のまぼろば湖を目指す。トイレと水はあったが、テントは対岸の休憩所の所にした。


3日目 まぼろば湖からスタート、集落の近くから急角度で登る。たぶん628メーターのピークが城跡、道はジグザグに林の中を進む。鳥見山の公園はかなり高度があり、トイレと水があるキャンプ適地。下ると、簡易舗装の道になり、宝立に下りる。清龍寺に入り、パンをトーストしてコーヒー。誰もいない静かな寺。山辺赤人の墓があり、高度を落とし、室生ダムに向かう。湖岸は急な崖でテントが張れず、結局、ダム近くまで行き、水を担ぎ上げて展望台にテントを設営した。




4日目 雨になった。道路歩きでダムへ。トイレと休憩所があったが、泊まるには少しダムの管理棟が近すぎる。東海自然歩道は立派な県道から古道に入る。奥に進むと石畳の道になる。門森峠を越えて少し下りると野外美術館になる。小雨だったので石畳が滑って歩きにくかった。





室生寺はきれいだが、拝観料が高いし、門前の店はぼったくり価格。特に驚いたのは饅頭の小ささ。直径4センチ程度で100円もした。二度と買い物をしないと誓いを立てた。舗装路歩きを続ける。龍穴神社は古くて雰囲気が良い。舗装路から林道、山道に入るが、ブログにあった熊笹に覆われた道無き道はない。標識が整備された問題のない山道。南松の滝は小規模なナメ滝。クマタワ峠手前が少し荒れているくらいである。クマタワからは林道となる。余り下りすぎると寝場所に困るので、林道との分岐付近でテント設営。水はすぐ傍にあり、理想的な場所だった。




5日目 林道を下っていき、済浄坊渓谷への入り口を見ると、通行止めの標識。無理しないことにして、道なりに下る(済浄坊渓谷へは一カ月後に奥様と出かけたので、アルバムの末尾に写真を追加した)。太郎生(たろう)の南に下りたので、コンビニでソーセージとチーズが補給できた。中太郎生から吊り橋を渡り、東海自然歩道。トイレ付きの素晴らしい休憩所あり(ここは一カ月後に奥様とキャンプした)。舗装路を上っていくと曽爾(ソニ)高原ファーム。風呂は11時からなのでパス。米パンを買ってコーヒーを出して昼食。後で分かったが、ここのパンは丸い堅いパンのみ美味しい。その他はダメ。ソーセージを追加購入。11時頃、出発、青少年自然の家から先で山道、亀山峠付近はススキで木がない。景色がよく見える。



下ると簡易舗装の農道。南出方面に進み、下ってから大洞山方面に登る。簡易舗装から山道になる。蔵王堂にトイレと電気あり、迷わずテント設営。(非常によい場所で、1カ月後にもう一度泊まった。)


6日目 大洞山の林道に出て、山腹を回り込み尼が岳に登る。晴天なので、素晴らしかった。石畳の道は苔むしていたので、雨量の多い地域。

東海自然歩道どおりに下り、狭い舗装路で桜峠、さらに舗装された林道で青山高原リゾートへ。リゾートから廃道寸前の林道へ。林の中。水があるキャンプ適地がない。そこで水4リッターを担ぎ、平らな場所を探した。林道脇のピーク(標高598メーター)にテント設営。天気は下り坂。

7日目。雨。小雨なので調子よく歩いていたが、高原で強風になり、雨具を着ているのに、びしょ濡れになり、震えて来た。青山高原で少し休憩。しばらく天気が荒れるので、これで帰ることにした。コロンビアの2年目の雨具だが、これでコロンビアとは縁を切ることにした。西青山の駅は吹きさらしで冷えが酷くなった。とりあえず、名古屋まで行って、高山線で帰宅。





2016年5月18日水曜日

The best photos of Glacier, JMT, and Winds

The two representative photos of each place.


Glacier National Park




Swiftcurrent River 



Triple Divide Pass 



John Muir Trail


Thousand Island Lake 


The approach to Mt.Whitney


Wind River Range 



Squaretop Mountain




Titcomb Lakes

2016年5月10日火曜日

Hiking in the United States --- Glacier, JMT, and Winds


「アメリカ・ハイキング---グレーシャー、ジョン・ミューア・トレイル、ウィンズ」(仮題)
Hiking in the United States ---Glacier, John Muir Trail, Winds ---


アメリカで遊びすぎたのかもしれない。アメリカでのハイキングをグレイシャー国立公園、ジョン・ミューア・トレイル(JMT)、ウィンド・リバー・レンジ(ウィンズ)を中心にまとめたものである。シュルーマーが、JMTばかりを繰り返し歩いている筆者をグレイシャーやウィンズに連れ出して、アメリカを紹介する本を書けと言ったことに由来している。

I played too much in the United States. In my next book. I introduced the hiking in the United States, on Glacier National Park, John Muir trail (JMT), and Wind River Range (Winds).  This idea was introduced by my friend Shroomer,  who took me to the Glacier and Winds, because I hiked JMT repeatedly. He said to me to write a book on the hiking in the United States..


ハイキングの英語の意味はバックパックを担いで何日も自然の中を歩くことである。アメリカでは国立公園内をキャンプしながら歩くにはパーミット(許可証)が必要である。このため、ハイキング・グループの人数は厳しく限定されているので、有名観光地の日帰りハイキング以外商用ベースのガイド・ツアーはない。それで、実際にパーミットを得てアメリカをハイキングした者しか、アメリカの良さを知らない。

The hiking in English language means broad range of walking, that is the walking and camping in nature for many days. If you want to hike and camp in national parks of the United States, you should get the wilderness permit.  For this reason, there is no guided tour on a commercial base except the day hike in the famous places, because number of the member of hiking group is strictly restricted. Then, only a few people knows the excellence of hiking in the United States, who actually got the permit and hiked. 

グレイシャー国立公園は、10億年以上前の堆積岩の地層を氷河が削ってできた氷河地形である。尖った岩山にはきれいな地層がはっきりと現れている。トレイル脇にもストロマトライトという化石が転がっている。一度しか歩いていないが、すべての地形は記憶している。

The feature of Glacier National Park is the landscape was made by the corrosion by the glacier of  the stratum of the sedimentary rock of 1 billion years or more ago. In the sharp rocky mountain, the beautiful stratum has appeared clearly. There are fossils called stromatolite around trail side. I walked only once, but  I have memorized all the geographical features. 

JMTは世界的に有名なトレイルで、標高が三〇〇〇~四〇〇〇メーターの氷河地形が続き、三六〇キロメーターほど道路と交差しない。こちらは花崗岩の大規模な断層地形である。4回歩き、5回目を予定しているので、地形の隅々まで記憶している。

JMT is a representative world-wide famous trail, and geographical feature erased by the glacier continues, of which altitude is 3000-4000 meters, and it does not intersect a road around 360 km. This is the large-scale fault landscape of a granite. I have memorized all the corners of geographical feature, since I walked 4 times and the 5th time is planned. 

ウィンズは、ワイオミングの北西部と中央部を分割する山岳地帯である。6億年くらい前の花崗岩や片麻岩が氷河によって削られた独特の地形である。国立公園ではなく、人里離れた場所にあるので、アメリカ人でも知る人は少ない。ウィンズも素晴らしく、3回歩き、サイドトリップもかなりやった。

The Winds is a mountain range which divides the northwestern part and the central part of Wyoming.  The peculiar geographical feature was formed by the  corrosion of granite and gneiss by the glacier around 600 million years ago.  A few Americans know the Winds, because it located in the very remote place and it is not a national park. Winds is a wonderful place. I walked 3 times, and did lots of side trips.

友人のシュルーマーはこの三箇所以外にノースカスケードも素晴らしいというが、四箇所の紹介はあまりに多すぎると考えて割愛した。ウィンズより少し人が多いと聞いたことにもよる。

My friend Shroomer said that North Cascade was wonderful place in addition to these three places. But I omitted, because it was too many for Japanese, and I heard that North Cascade was a little crowded as compared to Winds. 

アメリカのハイキングに多くの人が関心を持っているとは思えないので、シュルーマーの企画は何年も放置していたが、ある出版社に聞いてみると、出版するという。半信半疑だったが、執筆を開始した。内容には地質、気象、植物などの知識が必要なことから難航した。また、大量の写真から必要な写真を選ぶにも時間がかかった。やっと書き上げた。7カ月かかった。どんな本になるか、まだ不明である。一応の出版予定は来年の春である。

I had neglected Shroomers plan for several  years, because I thought a very few people interested with the hiking in the United States.  I asked a publisher about the plan. They said they will publish it. Then,  I started to write, although I was skeptical. I ran into several difficulties, because the contents required the knowledge of geology, the weather,  the plant, etc. Moreover, it took lots of time to select photographs from lots of photographs. I finished writing at last. It took 7 months. I  don't know what kind of book it will  become?  This book will be published at the spring of next year.