2012年11月3日土曜日

My New Communication System: Why did I abolish smartphones?





WILLCOM's cheap cell phone for voice call ,  Gallaxy SII (Android device without phone service) ,  DeLorme inReach for two way communication system, and Microsoft Wedge Mobile Keyboard in the outdoor.


私の新通信システム

WILLCOMの電話機は電話専用。月1080円/台の契約で、3台借りている。WILLCOMの電話機間の通話は無料なので、他の電話会社にかけない限り、1080円以上かかることはない。

AtermWM3600RH はWiMaxルーターで自宅の無線LANに使う他、外に持ち出せば移動用通信システムの中核になる。年契約では月3880円である。

これとペアにするのにはauとの契約解除をしたGallaxy SIIや、Nexus 7などのAndroid端末で、WiFi環境で利用できる。タッチパネルでは入力の効率が悪いので、携帯キーボードを追加した。

DeLorme の inReachと組み合わせるとIridium email systemができる。日本でもアメリカでも利用できるし、最低契約料金は月10ドル。一年のうち2、3ヶ月は料金が超過するが、最大でも5,000円程度である。



My new system

WILLCOM's cheap cell phones are for voice call only. It cost 1080 yen per month. I borrowed 3 phones. It never exceed 1080 yen, because I never call other company's phone. 

AtermWM3600RH is a WiMax rooter, and be used for Web. It is used as a wireless LAN system in my house. And it can be used as a core of mobile system when it is taken from the house. It cost 3080 yen per month.

Gallaxy SII is a smartphone of au, but I canceled a contract with au. It can be used in WiFi environment, so it will be paired with the rooter.  In place of Gallaxy SII, Nexus 7 can be used with it. I added a mobile keyboard, because the touch panel is inefficient as an input device.

When the DeLorme inReach is used with the android device, the Iridium two-way email system is constructed. This system is available in USA and also in Japan. I purchase the safety plan, which cost 10 dollars per month. It cost 2 or 3 times in several months, but this plan may be the most economical one.



こういうシステムに至った理由を書いておこう。


2012年の初め、auの電話機からauのスマートフォン(Gallaxy SII )に変更し、それなりに使っては来たが、さまざまな欠点が目に付くようになった。列挙すると
  • 電池が持たない。毎日充電しないといけない。通常は大学と家を往復する生活なので、コンセントはあるが、アウトドアとなると話は別である。アメリカでinReachとペアで使っていた時は、夕方に一回だけ電源をon にするだけの使い方だった。充電は太陽電池ゴールゼロを用いて行った。
  • アメリカでは、少し通話するだけで、1万円程度の費用がかかった。これはinReachを多く使った時の2倍程度のコストである。高すぎる。現地携帯を借りた方がよかったと思う。
  • スマートフォンを2台購入すると、夫婦間通話は無料になるが、維持費は月12,000円を超える。非常に高額で、これだけの資本を投資する必然性も感じられない。
  • ネットについては長年の間、ADSL契約をして自宅でLANを構成していた。NTT西日本とプロバイダーの両方の契約が必要で、これには6,000-7,000円はかかっていたと思う。

ネット環境は急速に変化したし、高額の費用がかかる状態になっていたので、全面見直しを行うことにした。数年前からラップトップ・コンピュータはWiMax接続を行っていた。我が家は少し電波の弱い場所にあり、速度はADSLに劣るものの、十分実用的であった。そこで、我が家のLANをWiMaxを基盤にして、スマートフォンやタブレットとは無線LAN接続をすることにした。
  • WiMaxは2009年から開始された高速通信規格で、最近は広く普及したようだ。奥様のラップトップの関係で、我が家では、サービス開始後、比較的早く加入していたことになる。受信機を電波状態の一番良い場所に置くと、速度はADSLと遜色がないようだ。そこでADSLを廃止した。WiMaxとLTEとの比較はこのサイトに詳しい。現状ではWiMaxの方がサービスエリアが広い。
  • WiMaxの契約会社はいろいろあるが、UQ WiMaxが元会社で、これはauの子会社であった。契約内容にもよるが、年契約なら月3880円。使い放題なので、情報量は気にしなくてもよい。 
  • 音声通話だけならWILLCOMが安い。電話機を3台借りたが使用料金は1080円の定額。紛失時には3000円払えばよいだけ。WILLCOM間の通話が無料である。サービスエリアを確認すると、我が家はアンテナから900mの距離にあり、音質が悪い。しかし、ほぼタダなので、腹も立たない。
  • inReachを通じてメールを発信する時、スマートフォンやタブレットのソフトキーをタッチして入力する。普段使っているJISひらがな配列が可能なのは、「日本語フルキーボード For Tablet」。1本指タイピングしかできないので、非常に効率が悪いし、ストレスを感じる。
  • 小型キーボードを探して、やっと見つけたのが、Microsoft Wedge Mobile Keyboard。JISかな配列で、かな入力をする関係でこれに落ち着いた。日本語フルキーボードFor Tabletを使うと、きちんと動作する。ポケモンキーボードも素晴らしいが、かなの刻印がないので、かな入力ではタッチタイピングを強いられる。ローマ字入力をする人ならこれで良いだろう。タッチの感覚もよい。
スマートフォンから撤退して、気分がよくなった。GmailやTwitterやFacebookは見たい時に端末の電源を入れればよい。WILLCOMの電池は一週間程度は大丈夫なので、電池の状態を気にしなくてもよい。WiMaxに切り替えた関係で1万円以上、運用コストが節約できた。2年あまりで定年なので、低コストで運用できる方法を1年ごとに見直す予定である。


追記 2013.3.10

Microsoft Wedge Mobile Keyboardはバックパックに入れていると、勝手にスイッチが入ってしまうことがある。また、電源のオン・オフが分かりにくい。使うことを悩んでいたが、電池ボックスのロック部分を押して、リリースしておけば電源が決して入らない。そこで電源のオン・オフのスイッチとしてロック部分を使うことにした。

追記 2013.6.21

スマートフォンは中国製のMIZ Z2 に買い換えた。SIMフリーだが、国内データ通信や通話はできないようだ。国内ではルータと共に使ってネットやGmailをする。アメリカ用のSIMカードを入れたので、アメリカでは通話とinReachを使ったメールを行う。






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