2011年6月19日日曜日

Mt. Sougatake, the usual training




初日
体調が落ち込んでしまったので、何時もの僧ヶ岳に出かけた。昼頃出発、魚津からバスに乗ると、運ちゃんには「何時も今頃きますね」と言われた。お互い顔見知り。バスの乗客は一人。13:30東蔵着。13:40出発、靴が窮屈。この時はインソールが厚すぎたと思ったが、後にヒモを締めすぎたと気づいた。15:15第二発電所の手前で休憩。写真を撮るが、顔が強ばっている。片貝の発電所を越え、16:30何時もの場所にテント設営。体調が悪く、ふらふら。テントを張っている間に10カ所ほどブユに食われる。水4リッター作成。飯炊きは17:30から。ウインナと大根葉を炒めてご飯に混ぜて炒めご飯。マッシュポテトとマヨネーズのサラダ、スープに高野豆腐と盛りだくさん。おマメさんは持っていたが食い忘れた。7時前に寝る。DEGENのラジオでFMが聞けたにはびっくり。谷間なので受信できない場所。悪夢を一杯みて寝る。

二日目
4:30に目覚めた。天気は晴れとなった。予報とは違う。パン、コーヒー、マンゴー(水で戻しておいた)、チーズ。6:10出発。気分は昨日よりかなり良くなった。8:25伊折山、1370m地点。小休止。この時に、足先の靴紐を締めすぎていたことに気づき、緩める。8:50 出発。9:50 成谷山、1600m地点。毛勝が綺麗に見える。小休止。10:15以前寝た場所。手前で水を補給。長靴の人がハイスピードで登っていった。頂上手前で再会。頂上で休憩していると思ったら、もう下山。0時から魚採りなので急いでいるという。漁業の人だった。長靴は漁業用のしっかりした物。11:30頂上。ペース的には普通。土は露出している。ただ、雪は多め。駒ヶ岳往復をする気にもなれず、先を急ぐ理由もないので、コーヒーを沸かし、昼食。ゆっくりと休息。ピッケルを出してみるが、45センチだから短すぎて、遊ぶ気になれない。

12:30出発。ふと、表僧ヶ岳の道を通らず、雪田を直進しようと考えた。一部、ブッシュはあるが、短い。予定のブッシュではなく、稜線のブッシュに飛び込む。背丈を超えた寝曲がり竹と雑木。なかなか手強い。向こうの登山道に下りた時、右手のトレッキング・ポールが消えているのに気づいた。びっくり仰天。二度、藪こぎをして戻るが見つからない。へとへとになった。今度は水を飲み、休憩してGPSを取り出して戻る。15メーターくらい先の空中にトレッキング・ポールがあるのを見つけた。まったく疲れた。

さて、14:20分、下山開始。一時間くらい藪こぎで遊んだことになる。雪田が多めで、ぼこぼこの登山道をまっすぐ歩ける。急な下りで、ピッケルを叩き込み、支点を作った。なるほど、短くても役立つようだ。順調に歩いて、16:10林道着。何時もの場所にテント設営。林道に雪解け水があったので、顔を洗い、身体を拭き、水4リッター確保。夕食メニューは昨日と同じだが、おマメさんも追加。夕方からガスが出て良い雰囲気。DEGEN、FMはよく入る。オート選局でOK。AMは周期的なノイズが入る。

三日目
4:30に起きる。少し雨が降った。パン、チーズ、マンゴー、コーヒーの朝食。6:00出発。雪が多めだから、林道はまだ二カ所塞がっていた。一カ所は短かったのでピッケルで通過。もう一カ所はアイゼン装着で通過。かなり下りて山菜採り二人と会う。表僧ヶ岳でゼンマイ採りだという。1100メーター地点でベテランらしい登山者と会う。ピッケルとアイゼンを持っていた。やっかいな山という。要るような要らないような山だしね。初心者風の登山者とも会う。林道から登山道に入り、まっすぐに下山。途中、登山者2名と会う。8:30 観音公園着。草刈り作業の二人と会う。三日も風呂に入っていないのかとあきれられる。駒ヶ岳ルートの話をする。利権がらみで地元の了解を得ずに作ったと憤慨していた。ヘリで運んだのはビールだけだともいう。200万円程度の補助金ほしさに動いたらしい。今はメインテナンスされていないので、道は荒れ放題となった。観音公園からまっすぐに下りて9:40宇奈月駅到着。小雨。予定終了。

  • 今回は昨年と比べると体調が悪かった。加齢、および、仕事のしすぎが原因だろう。
  • アイゼンは、Camp USA XLC Crampons, ピッケルは45cmの特価品。一応は使えるようだ。バックパックの背中に刺しておくと、必要な時に取り出せる。
  • ブーツはAsolo Titan、インソールはソルボウォーキング。もう少し馴染ませる必要あり。
  • バックパックはREI XT85。今回は少し肩と腰が痛くなった。JMTは最強のSolitudeにするか、少し悩み中
  • 2011年6月9日木曜日

    性格のパワー : Power of Personality



    日経BP社

    執筆に2年もかかりました。最新の文献をリサーチして、教科書あたりに掲載されている「定説」を一つ一つ撃破。大げさかもしれませんが、これを読めば世界が変わりますよ。前書きと目次を載せておきます。