2010年12月31日金曜日

Okutama, 4 days hiking




初日

東京はアプローチが単純、奥多摩は雪が少ないため、恒例になってしまった。9:45、古里駅出発、水を3リッター持ったため、総重量は30Kg程度。Carson 80は二人用の荷物を収納するには小さい。急な登りを経て、11:20 スマド山からの道と合流。風当たりの弱い所で昼食。オリジン弁当のおにぎりとチキンとサラダが旨い。日本の山登りだと実感した。12:00出発。赤杭山からは登りが緩くなる。顔色の失せた女性二人。細い山道に入り込み、林道に出たという。赤杭尾根と教えると安心していた。登山道は林道に出て、それから再び、林道を横切って急な坂を登る。標識通り。ところが、登山道は踏み跡が乏しく、細すぎる。急に高度を上げるが、GPSに表示の登山道からずれていく。おかしいので、引き返した。林道をたどると、GPSのルートと一致する。1キロ弱進むと、川苔山への標識あり。林道から離れて山を急に登る。今度は、踏み跡もしっかりしていて正しい。結局、さきほどの登山道はエビ小屋山への道だったらしい。先ほどの女性二人は川苔山からエビ小屋山まで行ってしまい、そのまま尾根道を下りたらしい。我が奥様も急な登り下りに消耗。川苔山の水場を目指す。山頂付近の道は複雑。登らずに少し下りて水場を確認。3:40テント設営。水は7リッターを確保。昭文社の地図によると、避難小屋があるはずだが見当たらない。夕食はニンジン飯を炊いてウインナと乾燥野菜との炒め物。家から持って行ったひじきと大豆の煮豆、白豆のパック、スープ。アジのみりん干し。野菜の種類は代わるが、毎日、ほぼ同じメニュー。夕方からぐんぐん気温が下がり、テント前室で、20:00に-5度、1:00に-9度、3:00 -9度、6:00-10度。

二日目

6:00に起き、パン、チーズ、マンゴー(水で戻して柔らかくしておいた)、コーヒーの朝食。8:30尾根道に出ると、避難小屋の残骸を発見。潰れて20年くらいは経っている。それなのに、昭文社の地図には掲載されている。これはあんまりだ。頂上をピストンして富士山を撮影。8:45出発。9:50 踊平で小休止。防火用水あり。凍っている。-5度。風もないし、ずっとショーツで歩いた。10:40日向沢の峰、11:20桂谷の峰。尾根道を通った。日当たり良く、パン、チーズ、コーヒーで昼食。12:00 出発、12:30蕎麦粒山、14:00一杯水の小屋、ココアを入れる。14:15出発。奥様が疲れてきて、ペースが上がらない。15:50 七跳山分岐、17:00酉谷避難小屋。ヘッドランプは使わずに済んだ。水8リッター確保。避難小屋は木造、丸太作り、窓はプラスチックで断熱性良好。非常に暖かかった。炊き込みご飯を作り、ウインナと炒めた。19:30 就寝。寝苦しく、Asahiのブランをデザートとして食べた。

三日目

6:00起きる。マンゴーは水で戻しておくと食べやすい。コーヒー、パン、チーズの朝食。室温は2度。8:05出発。9:40 タワ尾根の頭付近。9:55 ヘリポート。10:30 水松(あららぎ)山。11:20 長沢山手前で、コーヒー、パン、チーズ、プルーンの昼食。12:00出発、12:55桂谷の頭、岩場が凍り付いていて、途中からアイゼンを付ける。ヤケトノ頭も同様。奥様が消耗。14:50 芋ノ木ドッケ。雪が50センチあまり、テントを張るより、前進が良いと判断。奥様の荷物も持つ。15:50 大ダワ、16:20 雲取山荘着。キャンプ料は二人で600円。水はくれるというから、プラティパス6つを持って奥様がとりに行くと、「こんなに要るのか。もう朝はやらん。」と言われた。テント泊の人には相当に無愛想。山小屋泊まりの人(一万円から一万五千円の客)には非常に愛想がよい。ちなみにメニューは毎日ハンバーグ定食と後で聞いた。17:20飯炊き開始。メニューは同じ。19:00吹雪になる。気温はどんどん低下。夕方で前室で-10度。夜中は-13度。ダウンマットレスなので、問題無かった。

四日目
6:00に起きる。強風。パン、チーズ、マンゴー、コーヒーの朝食。幸い、積雪は10センチ程度。吹雪は治まった。8:15出発。9:00 雲取山。避難小屋でココア。9:30 出発。よく知った尾根をたどることにした。11:30 七つ石小屋、年末で客が来るので営業していた。我々は中に入らず、木のベンチに腰掛けて、コーヒーとパンとチーズの昼食。12:10 出発。下りが長くて消耗したが、15:00鴨沢着。腰を痛めた高齢者と一緒になり、雲取山荘のことを知った。20名ばかりの登山者とすれ違ったが、かなりの人が避難小屋に泊まるという。バスは16:00。16:40 奥多摩駅着。年末で残念ながらもえぎの湯は休み。駅前食堂で、野菜炒め+ミックスフライ定食(どんぶり飯)で締め。奥多摩に来たことを実感した。そこそこ旨い飯屋。

装備のトラブル

最終日にダウンマットレスPump 7の中央部分の区切りが破裂。中央部が盛り上がった。パンクして空気が抜けた訳ではないが、実質的に使用不能になった。JMTを2回も耐えたので、寿命だろう。体重の重い人は注意。

昭文社の地図の情報はかなり古い。コースタイムも短めに記載されている。道の標識はよく分かる場所に設置されていて、わかりにくい場所には設置されていない。つまり、標識はあまり役に立たない。奥多摩の平成18年の遭難件数は35件、6名が死亡している(金邦夫「金副隊長の山岳救助隊日誌」角川学芸出版、2007年)。日本の山は非常に危険。GPS装備をお勧めする。

4 件のコメント:

goldentroutjp さんのコメント...

このときのシュラフと寝るときのウエアーは??
テントはVaude Power Lizard ULで2人で
寝たんですか?
奥さんは良く寝られたのでしょうか?

匿名 さんのコメント...

写真のコメントにNallo 3 と書いてありましたね、スイマセン。

やはりHillebergは冬は暖かそうですね。
結露も多少ありそうですが・・・・。

hiro さんのコメント...

テントは http://bit.ly/gbuJgQ にあるHilleberg Nallo 3, 三人用。狭いテントで2人は、火器を利用するのは危険。下着はTシャツ二枚、薄手のNorthfaceのTech Underwear を上下。上に薄いロウアルパインのチアフルジャケット。ソックス、手袋等は脱ぐ方が暖かい。シュラフはマーマットの1KgにDownmat 7 Pump。テントマットなし。我が奥様には食事前にココアを提供、まず一時間くらい寝たね。それから食事はタップリ。寒い時はカロリーを多めに採るのがコツ。しっかり10時間は寝たよ。

hiro さんのコメント...

氷点下10度だから、霜が付くくらい。雨の時は結露が大きいので、足下と入り口のメッシュを開けて寝る。大きいので居住性がよい。居住性が良いと、火器使用が安全にできる。大きいwテントにはそれなりの理由がある。